B Oracle Fusion Middleware製品のインストールおよび構成後のJDKの更新
マシンにJDKバージョンjdk1.8.0_191をインストールしている場合を考えます。Oracle Fusion Middleware製品をインストールして構成するとき、構成ウィザード(config.sh|exe
)、OPatchまたはRCUなどのユーティリティは、デフォルトのJDK、たとえばjdk1.8.0_191を指します。後に、セキュリティの強化およびバグの修正が含まれる新しいバージョン、仮にjdk1.8.0_221とするJDKがOracleからリリースされることになります。12c (12.2.1.4.0)以降では、既存のJDKを新しいバージョンにアップグレード可能であり、すべての製品スタックが新しいバージョンのJDKを指し示すようにできます。
複数のバージョンのJDKを保持し、必要に応じてバージョンを切り替えることができます。
- Oracle Fusion Middleware製品をインストール後のJDKの場所の更新について
RCUまたは構成ウィザードなどのOracleホームおよびドメイン・ホームのバイナリと他のメタデータおよびユーティリティ・スクリプトは、ソフトウェアのインストール時に使用されたJDKバージョンを使用し、引き続き同じバージョンのJDKを参照します。JDKのパスは、ORACLE_HOME/oui
ディレクトリ内の.globalEnv.propertiesファイルに一元的に配置されるJAVA_HOMEという変数に格納されます。