接続プールのリスト・コマンド
listConnectionpool
コマンドを使用して、特定のサービス・インスタンスに対してJSON形式で接続プールのリストを作成します。
複数の接続プールを更新する必要がある場合、listConnectionpool
コマンドおよびupdateConnectionpool
ユーティリティを使用します。
ランチャ・スクリプト(Linuxの場合はdatamodel.sh
、Windowsの場合はdatamodel.cmd
)を介して、ユーティリティを実行します。
ドメインがデフォルトのフォルダにインストールされている場合、ランチャ・スクリプトの場所は次のようになります。
Oracle_Home/user_projects/domains/Domain_Name/bitools/bin/datamodel.sh
またはWindowsの場合はdatamodel.cmd
クライアント・インストールにドメイン名がない場合、ランチャ・スクリプトの場所は次のようになります。
Oracle_Home\bi\bitools\bin\datamodel.cmd
「コマンドを使用する前の必知事項」を参照してください。
構文
listConnectionpool
コマンドは、次のパラメータをとります。
listConnectionpool -SI <service_instance> -U <cred_username> [-P <cred_password>] [-S <hostname>] [-N <port_number>] [-V <true/false>] [-O <outputFile.json>] [-SSL] [-H]
説明
SI
は、コンポーネント・インスタンスの名前を指定します。
U
は、認証に使用される有効なユーザー名を指定します。
P
は、U
に指定したユーザーの名前に対応するパスワードを指定します。パスワードを指定しないと、コマンドを実行するとき、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。自動化されたスクリプティングを使用してコマンドを実行する場合にのみ、コマンドにパスワードを含めることをお薦めします。
S
は、ホスト名を指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
N
は、ポート番号を指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
V
は、接続プールで使用されるリポジトリ変数を含めるかどうかを指定します。デフォルトはfalse
です。
O
は、.json
接尾辞を使用した出力ファイル名を指定します。
SSL
は、SSLを使用して Oracle WebLogic Serverに接続してコマンドを実行することを指定します。クライアント・インストールからコマンドを実行している場合のみ、このオプションを含めます。
H
は、使用方法の情報を表示し、コマンドを終了します。-H
を使用するか、パラメータを指定しないで.sh
を実行すると、ヘルプ・コメントが表示されます。
例
datamodel.sh listConnectionpool -SI bi -U weblogic -P password -S server1.example.com -N 7777 -SSL -V true -O output.json