プレゼンテーション・レイヤーについて

カスタマイズされ、セキュアなロール・ベースのビジネス・モデルのビューをプレゼンテーション・レイヤーでユーザーに提供できます。

ロールベースのビューは、オブジェクトのセキュリティを実現するほか、ビジネス・モデルの複雑さを部分的に隠す方法も提供します。

プレゼンテーション・レイヤーで、潜在ファクト列を設定できます。プレゼンテーション・レイヤーの主要機能は、ユーザーの様々なグループにカスタム名、ディクショナリ・エントリ、編成およびセキュリティを提供することです。

プレゼンテーション・レイヤーのビューはサブジェクト領域といいます。以前のバージョンでは、サブジェクト領域はプレゼンテーション・カタログと呼ばれていました。ビジネス・モデルと同じ内容のサブジェクト領域を作成できる他に、1つのサブジェクトのみの表示や特定のビジネス・ロールのみをサポートするロール・ベースのサブジェクト領域の作成ができます。サブジェクト領域は抽象的なビューではありません。ユーザーの利益になる方法でコンテンツを組織するサブジェクト領域を作成してください。

プレゼンテーション・レイヤーでは、Oracle BIサーバーをODBCデータ・ソースとして使用するクライアント・ツールに対するカタログとしてサブジェクト領域が表示されます。サブジェクト・エリアには、プレゼンテーション表、プレゼンテーション列、プレゼンテーション階層およびプレゼンテーション・レベルが表示されています。

アンサーなどのクライアントからの論理SQLリクエストがプレゼンテーション表とプレゼンテーション列を問い合せていても、エンティティ、リレーションシップおよび結合のロジックは、ビジネス・モデルとマッピングのレイヤーにあります。