アップグレード前の準備状況チェックの実行について
アップグレード・アシスタントを-readiness
モードで実行することにより、実際にアップグレードを実行する前に問題を検出できます。準備状況チェックは、アップグレード・アシスタントを使用してGUIモードで実行するか、レスポンス・ファイルを使用してサイレント・モードで実行できます。
アップグレード・アシスタントの準備状況チェックでは、サポートされる開始点にあるFusion MiddlewareスキーマおよびWebLogicドメイン構成の読取り専用のアップグレード前確認を実行します。確認は読取り専用操作です。
準備状況チェックでは、フォーマットされ、タイムスタンプの付けられた準備状況レポートが生成され、実際のアップグレードを試みる前に潜在的な問題に対処できます。問題が検出されない場合は、アップグレード・プロセスを開始できます。アップグレードを実行する前に、このレポートを詳細に確認することをお薦めします。
準備状況チェックは、既存のOracle Fusion Middlewareドメインがオンライン(他のユーザーがアクティブに使用している間)またはオフラインである間に実行できます。
実際のアップグレードを実行する前に、準備状況チェックを何度でも実行できます。ただし、アップグレードを実行した後は、レポートの結果がアップグレード前の準備状況チェックの結果と異なる可能性があるため、準備状況チェックを実行しないでください。
ノート:
パフォーマンスへの影響を避けるため、準備状況チェックはオフピーク時に実行することをお薦めします。