リフレッシュ可能なデータのタイプ
データを追加した後、データが変更された場合は、ソースからデータをリフレッシュする必要があります。
データ・セットをリフレッシュするかわりに、既存のデータ・セットと同じ名前の新しいデータ・セットをロードすることで、データ・セットを置換できます。ただし、データ・セットを置換すると破壊的な影響がある場合があるためお薦めしません。次の結果を理解している場合にのみ、データ・セットを置換してください。
- データ・セットを置換すると、新しいデータ・セットに存在しない古い列名およびデータ型がある場合に、既存のデータ・セットを使用するプロジェクトが破損します。
- データ・ラングリング(データ・ステージで変更された列や新規に追加された列)は失われ、データ・セットを使用するプロジェクトは多くの場合に破損します。
データベース
データベースの場合は、SQL文が再実行されてデータがリフレッシュされます。
CSVまたはTXT
CSVまたはTXTファイルをリフレッシュするには、すでにデータ・ソースと一致されているのと同じ列が含まれていることを確認する必要があります。リロードするファイルに欠落している列があると、1つ以上の列が欠落しているためにデータのリロードが失敗したことを示すエラーメッセージが表示されます。
新規列が含まれるCSVまたはTXTファイルをリフレッシュできますが、リフレッシュ後にその新規列は非表示としてマークされ、データ・セットを使用している既存のプロジェクトの「データ・パネル」には表示されません。
Excel
Microsoft Excelファイルをリフレッシュするには、新しいスプレッドシート・ファイルに元のファイルと同じ名前のシートが含まれていることを確認する必要があります。また、シートには、データ・ソースとすでに一致している列が含まれている必要があります。リロードするExcelファイルに欠落している列があると、1つ以上の列が欠落しているためにデータのリロードが失敗したことを示すエラーメッセージが表示されます。
新規列が含まれるExcelファイルをリフレッシュすることはできますが、リフレッシュした後に、その新規列は非表示としてマークされ、データ・セットを使用している既存のプロジェクトの「データ・パネル」には表示されません。この問題を解決するには、データ・セットの「検査」オプションを使用して新規列を表示し、既存のプロジェクトで使用できるようにします。
Oracle Applications
Oracle Applicationsデータ・ソースのデータとメタデータはリロードできますが、Oracle Applicationsデータ・ソースで論理SQLが使用されている場合、データのリロードではその文が再実行されるのみとなり、新規列やリフレッシュ済データはプロジェクトにプルされません。そのデータ・セットを使用する既存プロジェクトに影響しないように、新規列は非表示としてプロジェクトに追加されます。新規列をプロジェクトで使用できるようにするには、リフレッシュ後にデータ・セット内でそれらの非表示を解除する必要があります。この動作は、ファイルベースのデータ・ソースの場合と同じです。