kvlite

KVLiteは、簡易版のOracle NoSQL Databaseです。レプリケートされない単一のストレージ・ノード、単一のシャード・ストアを提供します。単一プロセスで実行され、管理インタフェースを必要としません。

Oracle NoSQL Databaseは安全に構成できます。セキュアな構成では、NoSQLクライアント、ユーティリティおよびNoSQLサーバー・コンポーネントの間のネットワーク通信はSSL/TLSを使用して暗号化され、すべてのプロセスが接続先のコンポーネントに対して自己認証を行う必要があります。

KVLiteのセキュア・モードでの起動

KVLiteはデフォルトで、セキュア・モードで起動します。
java -Xmx64m -Xms64m -jar lib/kvstore.jar kvlite

KVLiteの非セキュア・モードでの起動

secure-config disableフラグを使用してkvstore.jarファイルを実行し、セキュリティを無効にして、KVLiteを非セキュア・モードで起動します。
java -Xmx64m -Xms64m -jar lib/kvstore.jar kvlite -secure-config disable

KVLiteを停止するには、KVLiteを実行しているシェルでCtrl C (^C)を使用します。

プロセスを再開するには、コマンド・ライン・オプションを指定しないでKVLiteユーティリティを実行し、元のディレクトリからコマンドを実行するか、-rootフラグを使用してそのディレクトリを指定します。最初にKVLiteを起動したときに標準以外のオプションを指定した場合でも、このようにします。これは、KVLiteが実行間のポート値やストア名などの情報を記憶しているためです。