1.1 Oracle Machine Learningノートブックの既知の問題

Oracle Machine Learningノートブックの使用時に発生する可能性がある問題と、その回避方法について学習します。

サポートされるブラウザ

Webブラウザのサポートは、OracleソフトウェアWebブラウザ・サポート・ポリシーに従っています。

内容は次のとおりです。

1.1.1 Zeppelinサーバーでロードされるノートブックの削除

Zeppelinサーバーでロードされるノートブックは、削除できません。ノートブックを削除するには、アンロードする必要があります。

1.1.2 ブラウザでノートブックの更新が遅くなる

段落が大きいノートブックは、ブラウザで更新が遅くなります。

1.1.3 1000 MBサイズのノートブックが保存されない

現在、サイズが1000MB (1GB)を超えるノートブックは、リポジトリで保存も更新もできません。

1.1.4 段落の実行中にノートブックが応答を停止する

段落を実行中のノートブックが応答を停止する場合は、Oracle Machine Learningの管理者に依頼して接続グループを再起動してください。

1.1.5 インタープリタ結果での行数

ノートブック、SQL、スクリプト・インタープリタ結果の行数は、接続グループのインタフェースから追加できます。ノートブックでは任意の数の行を追加できますが、追加する行が多すぎると、ノートブックでエラーが発生します。

1.1.6 「ワークスペースの管理」の「権限」ボタンは管理ユーザーに対して無効にする必要がある

管理者は自分のワークスペースに対する権限をユーザーに付与できないため、管理者ユーザーに対して「ワークスペースの管理」「権限」ボタンを無効にする必要があります。現在、「権限」ボタンは管理者ユーザーに対して有効になっています。

1.1.7 インタープリタ・バインディングの移植性

インタープリタ・バインディングは、プラガブル・データベース(PDB)間では移植できません。同じPDB内でノートブックをエクスポートおよびインポートする場合、インタープリタ・バインディングは保持されます。しかし、ノートブックが異なるPDBに作成されている場合、インタープリタ・バインディングはインポート後に保持されません。別のPDBからノートブックをインポートした後、インタープリタ・バインディングを手動で設定する必要があります。

1.2 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。