10 Embedded Python Execution
Embedded Python Executionは、Oracle Machine Learning for Pythonの機能であり、ユーザー定義Python関数をOracleデータベース・インスタンスで直接起動できます。
Embedded Python Executionは、次の場所で使用できます。
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Python、RESTおよびSQL APIを介して、事前インストールされたPythonパッケージを使用できるOracle Autonomous Database。
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ユーザーはPythonおよびSQL APIを介して、EPEで使用するサード・パーティ・パッケージをカスタム・インストールできるオンプレミスのOracle Database、ExaCS、ExaC@C、DBCSおよびコンピュート・インスタンスにデプロイされたOracle Database。
トピック:
次の各トピックでEmbedded Python Executionについて説明します。
- Embedded Python Executionについて
Embedded Python Executionを使用すると、Oracleデータベース・インスタンスによって生成および管理されるPythonエンジンでユーザー定義Python関数を呼び出すことができます。 - OML4Py Embedded Python Executionを使用したパラレル処理
OML4Py Embedded Python Executionにより、ユーザーは、Oracle Autonomous Database環境によって生成および制御されるPythonエンジンを使用して、Python、SQLおよびRESTインタフェースからユーザー定義関数を呼び出すことができます。 - Embedded Python Executionビュー
OML4Pyには、データストアに関する情報と、データストア内のスクリプトおよびユーザー定義関数に関する情報を含む多数のデータベース・ビューが含まれます。これらのビューをEmbedded Python Execution APIとともに使用して、データストアおよびそのコンテンツを操作できます。 - Embedded Python ExecutionのPython API
Embedded Python Execution関数を使用して、Oracleデータベース・インスタンスでユーザー定義Python関数を直接起動できます。 - オンプレミス・データベースでのEmbedded Python ExecutionのSQL API
オンプレミス・データベースでのEmbedded Python ExecutionのSQL APIには、Embedded Python Execution用とデータストアおよびスクリプト・リポジトリ管理用のSQLインタフェースがあります。 - Autonomous DatabaseでのEmbedded Python ExecutionのSQL API
Autonomous DatabaseでのEmbedded Python ExecutionのSQL APIは、認可トークンの設定、アクセス制御リスト(ACL)権限の管理、Pythonスクリプトの実行およびジョブの同期実行と非同期実行のためのSQLインタフェースを提供します。