4.1 ExadataでのOracle Machine Learning for Pythonについて

ExadataはOML4Pyに最も適したプラットフォームです。OML4PyのPython計算の並列リソースは、Exadataの大規模なパラレル・グリッド・インフラストラクチャを活用します。

ノート:

OML4Pyのバージョンは、サーバーと各クライアント・コンピュータで同じである必要があります。また、Pythonのバージョンは、サーバーと各クライアント・コンピュータで同じである必要があります。サポートされている構成は、「オンプレミスのOML4Pyのシステム要件」の表3-2を参照してください。

OML4PyをExadataにインストールするには:

  1. すべてのコンピュート・ノードで、次のようにします。

    • Pythonのインストール

    • 環境の確認および構成

    • OML4Pyサポート・パッケージのインストール

    • OML4Pyサーバー・コンポーネントのインストール

  2. 最初のノードでのみ、次のようにします。

    • データベース構成を含め、OML4Pyサーバー・コンポーネントをインストールします。

    • 必要に応じて、OML4Pyユーザーを作成します。または、OML4Pyを使用するように既存のデータベース・ユーザーを構成します。「オンプレミスOracle Database用の新しいユーザーの作成」を参照してください。

分散コマンドライン・インタフェース(DCLI)を使用すると、ExadataへのPythonのインストールを簡略化できます。