6.4 データベースへのPythonオブジェクトの保存
PythonオブジェクトをOML4Pyデータストアに保存できます。これらはデータベース内に保持されます。
1人以上のユーザーに対してデータストアまたはそのオブジェクトへの読取りアクセス権を付与したり、取り消すことができます。保存したオブジェクトを別のPythonセッションにリストアできます。
次の各トピックでは、データストアを作成および管理するためのOML4Py関数について説明します。
- OML4Pyデータストアについて
OML4Pyデータストアには、Pythonオブジェクトを格納できます。その後、それらを後続のPythonセッションで使用できます。また、他のユーザーやプログラムがそれらを使用できるようにすることもできます。 - データストアへのオブジェクトの保存
oml.ds.save
関数は、1つ以上のPythonオブジェクトをデータストアに保存します。 - データストアからの保存済オブジェクトのロード
oml.ds.load
関数は、データストアからPythonセッションに1つ以上のPythonオブジェクトをロードします。 - データストアに関する情報の取得
oml.ds.dir
関数は、データストアに関する情報を提供します。 - データストア・オブジェクトに関する情報の取得
oml.ds.describe
関数は、データストア内のオブジェクトに関する情報を提供します。 - データストア・オブジェクトの削除
oml.ds.delete
関数は、データストアまたはデータストア内のオブジェクトを削除します。 - ストアド・オブジェクトへのアクセスの管理
oml.grant
およびoml.revoke
関数は、スクリプト・リポジトリ内のデータストアまたはユーザー定義Python関数に対する読取り権限を付与または取り消します。