Linuxプラットフォームでのインストール
Linuxオペレーティング・システムにOracle GraalVM Enterprise Editionをインストールするには、次のステップを実行します:
- Oracle GraalVMダウンロードに移動します。
- 「リリース・バージョン」ドロップダウンで適切なGraalVM Enterpriseバージョンを選択し、Javaバージョンに「8」、「11」または「17」、オペレーティング・システムに「Linux」、アーキテクチャに「amd64」を選択します。
- 「GraalVM Enterprise Core」ダウンロード・リンクをクリックします。ファイルをダウンロードする前に、ポップアップ・ウィンドウでOracleライセンス契約を受諾する必要があります。
- ダウンロード・ボタンがアクティブになったら、それを押して**graalvm-ee-java
-linux-amd64- のダウンロードを開始します.tar.gz** - ディレクトリをGraalVM Enterpriseのインストール先に変更し、.tar.gzアーカイブをそこに移動します。
- アーカイブを解凍します:
tar -xzf graalvm-ee-java<version>-linux-amd64-<version>.tar.gz
- 複数のJDKをマシンにインストールできます。次のステップでは、ランタイム環境を構成します:
PATH
環境変数がGraalVM Enterprisebin
ディレクトリを指すようにします:export PATH=/path/to/<graalvm>/bin:$PATH
JAVA_HOME
環境変数がインストール・ディレクトリに解決されるように設定します:export JAVA_HOME=/path/to/<graalvm>
- インストールが成功したかどうかを確認するには、
java -version
コマンドを実行します。
必要に応じて、Java IDEでデフォルトのJREまたはJDKのインストールとしてGraalVM Enterpriseを指定できます。
サポートされている機能
Linux (AMD64)プラットフォーム用のGraalVM Enterpriseの基本ディストリビューションには、GraalVMコンパイラが有効になっているOracle JDK、LLVMランタイムおよびJavaScriptランタイムが含まれています。基本インストールは、次を使用して拡張できます:
ツール/ユーティリティ:
- ネイティブ・イメージ – アプリケーションをネイティブ実行可能ファイルに事前にコンパイルするテクノロジ
- LLVMツールチェーン - GraalVMランタイムで実行可能なビットコードにネイティブ・プログラムをコンパイルするための一連のツールおよびAPI
ランタイム:
- Java on Truffle - GraalVMのTruffleインタプリタに基づくJava仮想マシン実装
- Node.js – Node.js v14.17.6互換
これらのコンポーネントはGraalVM Enterpriseの基本ディストリビューションには含まれていないため、別途インストールする必要があります。インストールを支援するために、GraalVMには、追加機能をインストールおよび管理するためのコマンドライン・ユーティリティであるGraalVMアップデータが含まれています。インストール・ステップに進み、前述の必要な言語ランタイムまたはユーティリティをGraalVMに追加します。