スタンドアロン・ディストリビューション
TruffleRubyをインストールする3つの方法の詳細は、「スタート・ガイド」を参照してください。最も柔軟性が高いため、GraalVMをインストールする方法をお薦めします。ただし、Rubyマネージャ/インストーラを介して、または単純なバイナリtarballとして、TruffleRubyのスタンドアロン・ディストリビューションと呼ばれるものを使用することもできます。
スタンドアロン・ディストリビューションのリリースは、GitHubで入手できます。ナイトリ・ビルドも入手できます。
スタンドアロン・ディストリビューションは次のファイルです:
truffleruby-VERSION-linux-amd64.tar.gz
truffleruby-VERSION-macos-amd64.tar.gz
TravisCIでのTruffleRubyのテスト
TruffleRubyはTravisCIに統合されました。次のように、ビルド・マトリックスにtrufflerubyを追加します:
language: ruby
rvm:
- 2.6.1
- truffleruby
- truffleruby-head
詳細は、TravisCIのドキュメントを参照してください。問題を見つけた場合は、ご連絡ください。
GitHub ActionsでのTruffleRubyのテスト
GitHub Actionsでは、ruby/setup-rubyを使用してTruffleRubyを簡単に設定できます:
name: My workflow
on: [push]
jobs:
test:
strategy:
fail-fast: false
matrix:
ruby: [ 2.6, truffleruby, truffleruby-head ]
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v2
- uses: ruby/setup-ruby@v1
with:
ruby-version: $
- run: ruby -v
詳細は、そのアクションのREADMEを参照してください。
CIでのTruffleRubyのテスト
別の継続的インテグレーション・システムを使用する場合は、次の手順に従ってCIでTruffleRubyを実行します: アーカイブをダウンロードして抽出し、PATHに追加して、インストール後スクリプトを実行します。
最新リリース
TRUFFLERUBY_VERSIONをGitHubリリースの最新のTruffleRubyバージョンに設定します。
export TRUFFLERUBY_VERSION=<desired_version>
curl -L https://github.com/oracle/truffleruby/releases/download/vm-$TRUFFLERUBY_VERSION/truffleruby-$TRUFFLERUBY_VERSION-linux-amd64.tar.gz | tar xz
export PATH="$PWD/truffleruby-$TRUFFLERUBY_VERSION-linux-amd64/bin:$PATH"
$PWD/truffleruby-$TRUFFLERUBY_VERSION-linux-amd64/lib/truffle/post_install_hook.sh
ruby -v
最新のナイトリ・ビルド
最新のナイトリ・ビルドを手動でインストールする手順は、次のとおりです:
curl -L https://github.com/ruby/truffleruby-dev-builder/releases/latest/download/truffleruby-head-ubuntu-18.04.tar.gz | tar xz
export PATH="$PWD/truffleruby-head/bin:$PATH"
$PWD/truffleruby-head/lib/truffle/post_install_hook.sh
ruby -v
RubyGems構成
また、TruffleRubyで正しいGEM_HOMEおよびGEM_PATHが使用されるように、GEM_HOMEおよびGEM_PATHが設定されていないことを確認する必要があります。詳細は、「RubyマネージャなしでのTruffleRubyの使用」を参照してください。
依存性
TruffleRubyを正しく実行するには、TruffleRubyの依存性をインストールする必要があります。