クラス初期化の明示的な指定

次の2つのコマンドライン・フラグは、クラスを初期化するタイミングを明示的に指定します: --initialize-at-build-timeおよび--initialize-at-run-time。フラグを使用して、パッケージ全体または個々のクラスを指定できます。たとえば、クラスp.C1p.C2、...、p.Cnがある場合、コマンドラインで次の引数をnative-imageに渡すことによって、パッケージp内のすべてのクラスがビルド時に初期化されるように指定できます:

--initialize-at-build-time=p

パッケージpのクラスのいずれかのみを実行時に初期化する場合は、次を使用します:

--initialize-at-run-time=p.C1

クラス階層全体をビルド時に初期化するには、コマンドラインで--initialize-at-build-timeを渡します。

ネイティブ・イメージ機能RuntimeClassInitializationを使用して、プログラムでクラスの初期化を指定することもできます。