ネイティブ・イメージ・ビルドの概要
native-imageコマンドの構文は次のとおりです:
native-image [options] <mainclass> [imagename] [options]: 現在の作業ディレクトリのメイン・クラスからネイティブ・バイナリをビルドします。クラスパスは、必要に応じて-cp <classpath>オプションで指定でき、この<classpath>は、ディレクトリとJARファイルへのパスをコロン(Windowsではセミコロン)で区切ったリストです。native-image [options] -jar jarfile [imagename] [options]: JARファイルからネイティブ・バイナリをビルドします。native-image [options] -m <module>/<mainClass> [imagename] [options]: Javaモジュールからネイティブ・バイナリをビルドします。
native-imageに渡されるオプションは、左から右に評価されます。native-imageに渡すことができるオプションの概要は、ここを参照してください。
その他の情報
GraalVMネイティブ・イメージを初めて使用する場合や、使用経験がほとんどない場合は、ネイティブ・イメージの基本を参照して、いくつかの重要な側面をよく理解してから先に進んでください。
その他の微調整およびnative-imageツールを適切に構成する方法は、ビルド構成を参照してください。
ネイティブ・イメージでは、ネイティブ・バイナリのビルド時に、進行状況および様々な統計が出力されます。出力および様々なビルド・フェーズについてさらに学習するには、ビルド出力を参照してください。