awrwh_add_src_db

データベースをソースとしてAWRウェアハウスに追加します。

前提条件:

• AWRウェアハウスが構成されている必要があります。

• 次のデータベースは追加できません。

  • RACデータベースのインスタンス

  • AWRウェアハウス

• データベース・ユーザーは、DBAである必要があります。

• データベース・ユーザーは、SYS.DBMS_SWRF_INTERNALに対する実行権限を持っている必要があります。

書式

emcli awrwh_add_src_db
        -target_name=<target_database_name> 
        -target_type=<target_database_type>
        -db_cred=<target_database_named_credential> 
        -db_host_cred=<target_database_host_named_credential> 
        [-retention_days=<number_of_retention_days>]
        [-upload_interval=<snapshot_upload_interval>]
        -src_dir=<directory_to_store_extracted_dump_files>
[ ] indicates that the parameter is optional

オプション

• target_name

  ソースとしてAWRウェアハウスに追加されたターゲット・データベースの名前。

• target_type

  ターゲットのタイプ。ターゲット・タイプとして使用可能な値は、oracle_database、oracle_pdb、およびrac_databaseです。

• db_cred

  ターゲット・データベースの名前付き資格証明。

• db_host_cred

  ターゲット・データベース・ホストの名前付き資格証明。

• retention_days

  AWRデータがウェアハウスに保持される日数。デフォルト値は1年です。

• upload_interval

  AWRウェアハウスのソース・データベースのスナップショット・アップロード間隔。デフォルト値は24時間です。

• src_dir

  抽出されたダンプ・ファイルを格納するディレクトリ。これは、クラスタのPDBを除くオプションのパラメータであり、デフォルトではデフォルトのエージェント・ディレクトリが使用されます。

出力

成功またはエラーを示すメッセージ

例

次の例では、AWRウェアハウスにソースとしてターゲット・データベースsample_databaseを追加します。

emcli awrwh_add_src_db  
          -target_name=sample_database 
          -target_type=oracle_database
          -db_cred=DB1_NAMED_CRED 
          -db_host_cred=TEST_HOST_CRED