deploy_jvmdの使用方法

WebLogicドメインでJVMDエージェントをデプロイします。

書式

emcli deploy_jvmd
			-domain_name="Domain Target Name" 
        [-engine="JVMD Engine URL"] 
        [-clusters="Clusters Name"] 
        [-servers="Servers Name"] 
        [-host_cred="Oracle Home Owner Credentials"] 
        [-wls_cred="WebLogic Administrator Credentials"] 
        [-deploy_mode="Deploy Mode"] 
        [-java_args="Client java arguments"] 
        [-schedule= 
					  start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; 
              [tz:{java timezone ID}]; 
              [grace_period:xxx]; 
        ]
			[-workDir="Working Directory Location"]
			[-libDir="Libraries Directory Location"]

[ ] indicates that the parameter is optional.

オプション

  • -domain_name

    エージェントがデプロイされるWebLogicドメイン・ターゲットの名前。

  • -engine

    JVMDエンジンURLまたは構成済JVMDロード・バランサURL。使用可能なすべてのURLのリストはJVMDエージェントのダウンロード・ダイアログ・ボックスに表示されます。

  • -clusters

    JVMDエージェントのターゲットとなるクラスタの名前。

  • -servers

    JVMDエージェントのターゲットとなるサーバーの名前。

  • -host_cred

    参照ホストへのアクセスに使用される名前付き資格証明。これはオプション・パラメータです。資格証明パラメータを渡すには、次の形式で名前と値のペアを入力します: credential_name:credential_owner

    ここでの説明:
    • Credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。

    • Credential_ownerは、管理サーバー・ホストのOracleホーム所有者の資格証明です。

    ノート:

    すべての操作は、管理サーバー・ホストで実行されます。名前付き資格証明が指定されていない場合は、Oracleホーム・ターゲットの優先ホスト資格証明が使用されます。
  • -wls_cred

    管理サーバーへのアクセスに使用される名前付き資格証明。これはオプションのパラメータです。資格証明パラメータを渡すには、次の形式で名前:値のペアを入力します: credential_name:credential_owner。

    ここでの説明:
    • Credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。

    • Credential_ownerは、管理サーバー・ホストのOracleホーム所有者の資格証明です。

    ノート:

    名前付き資格証明が指定されていない場合は、ドメイン・ターゲットの優先管理者資格証明が使用されます。
  • -deploy_mode

    JVMDエージェントのデプロイメント・モード。これはオプションのパラメータです。有効なモードは、「デプロイ」、「再デプロイ」および「アンデプロイ」です。モードが指定されていない場合は、「デプロイ」モードがデフォルトで使用されます。

  • -java_args

    管理サーバーへの接続に使用されるクライアントのjava引数。これはオプションのパラメータです。

  • -schedule

    デプロイメント・プロシージャを実行するタイミングを指定します。値を入力しない場合、デフォルトで、プロシージャは即座に実行されます。プロシージャをスケジュールするには、次の項目を指定します。
    • start_time: プロシージャの開始時間

    • tz: タイムゾーンID

    • grace_period: 猶予期間(分)

  • -workDir

    使用する作業ディレクトリを指定します。これはオプションのパラメータです。

  • -libDir

    ネイティブ・ライブラリ抽出用のデフォルト・ディレクトリ。これはオプションのパラメータです。

例1

JVMDエージェントは、指定したスケジュールで2つのクラスタをターゲットとしてドメインbase_domainにデプロイされます。また、資格証明が指定されていないため、ターゲットの優先ホスト資格証明が使用されます。

		emcli deploy_jvmd 
              -domain_name="/Farm01_base_domain/base_domain" 
              -engine="protocol://myhost.mycompany.com:port" 
              -clusters="Cluster1,Cluster2" 
              -schedule="start_time:2016/6/21 
21:23;tz:America/New_York;grace_period:60" 
              -workDir="/u01/mytemp"