import_jobs

zipファイルから、修正処理も含めてEnterprise Managerにすべてのジョブ定義をインポートします。ライブラリ・ジョブが作成されます。EM CLIにログインしているユーザーがライブラリ・ジョブの所有者として設定されます。

書式

emcli import_jobs 
   -import_file=<zip_file_name>"
   [-name="job name1;job_name2;..."]
   [-type="job type1;job_type2;..."]
   [-targets="tname1:ttype1;tname2:ttype2;..."]   [-owner="owner1;owner2;..."]
   [-preview]   [-force]   [-stoponerror]

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • import_file

    ジョブ定義を含むZipファイル名。

  • name

    フィルタリングに使用するジョブ名。ジョブ名をセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。

  • type

    フィルタリングに使用するジョブ・タイプ。ジョブ・タイプをセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。

  • targets

    フィルタリングに使用するターゲット名前とターゲット・タイプ。ターゲットの名前とタイプをセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。

  • owner

    フィルタリングに使用するジョブ所有者。所有者をセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。

  • preview

    zipファイルのジョブ定義を出力します。指定されたフィルタ値が使用され、一致するジョブ定義のみが表示されます。Enterprise Managerにジョブは作成されません。

  • force

    ジョブ・レコードがすでに存在する場合は更新されます。それ以外の場合、ジョブ・レコードが作成されます。このオプションを指定しないと、システムのデフォルト動作では、常にインポート・ファイルからジョブが作成されます。

  • stoponerror

    ジョブの最初のエラーの後でインポート操作を停止し、トランザクションをロールバックします。このEM CLIセッションを使用して作成されたすべてのジョブは削除されます。

出力列

成功またはエラーを示すメッセージ。

例1

この例では、すべてのジョブ定義をEnterprise Managerにインポートします。ジョブがすでに存在している場合は、詳細が編集されます。それ以外の場合は新しいジョブが作成されます。

emcli import_jobs  -import_file=job data.zip -force

例2

この例では、すべてのジョブ定義をEnterprise Managerにインポートしますが、最初のエラーで、そのセッション中に作成されたジョブをロールバックします。インポート・ファイルの残りのジョブは処理されません。それ以外の場合は新しいジョブが作成されます。

emcli import_jobs  -import_file=job data.zip -stoponerror