secure_agents

エージェント名のリスト、グループ名および入力ファイルを指定して、エージェントを保護します。グループ名を指定した場合、Enterprise Managerは、このグループのターゲットをモニターするエージェントのリストに対してこれを解決します。このEM CLIコマンドで入力ファイルとともにエージェント・リストを指定することもできます。これらのオプションすべてに対して、ユーザー名またはパスワードのいずれかを指定するか、ユーザーをエージェント・ターゲット上で優先資格証明で構成する必要があります。このverbでは、エージェントのリストおよび入力として指定した資格証明とともにジョブが発行され、ジョブのステータスを追跡するために使用できるジョブ名とJob IDが出力されます。

また、無効なエージェント、保護されていないエージェント、停止しているエージェントおよびすでにアクティブなジョブ実行があるエージェントをフィルタで除外することによって、再保護するエージェントのリストが処理されます。すでに適切なCAで保護されているエージェントをフィルタで除外しますが、-disable_ca_checkオプションを使用すると、特定のフィルタを無効にすることもできます。

書式

emcli secure_agents
        [-agt_names="agt1;agt2;..."] [-agt_names_file="<file>"] 
        [-group_name="group_name"]
        [-use_pref_creds] 
        [-username="username"] 
        [-password="password"] 
        [-disable_ca_check] 

[ ] incicates that the paramter is optional

オプション

  • agt_names

    セミコロンで区切られたエージェント名のリスト。

  • agt_names_file

    エージェント名がそれぞれ新規行に表示されたリストを含むファイルの絶対パス。

  • group_name

    保護するエージェントのリストを指定します。Enterprise Managerでは、グループのターゲットのリストをモニターするエージェントのリスト(グループのメンバーではない)が解決されます。

  • use_pref_creds

    エージェントがsecureAgentジョブを実行するように構成された優先資格証明を使用します。

  • username

    エージェントでsecureAgentジョブを実行するためのユーザー名。

  • password

    エージェントでsecureAgentジョブを実行するためのユーザー・パスワード。

  • disable_ca_check

    エージェントが最新のCAで保護されているかどうかを確認するためのチェックを無効にします。

emcli secure_agents -agt_names="agent_host1:1831;agent_host2:3872" -use_pref_creds

emcli secure_agents -agt_names="agent_host1:1831;agent_host2:3872" -username=oracleagt

emcli secure_agents -agt_names_file=/tmp/agents_list.txt -use_pref_creds

emcli secure_agents -agt_names_file=/tmp/agents_list.txt -username=oracleagt