set_metric_promotion
テストまたはシステムに基づくメトリックのプロモートを作成または編集します。
書式
emcli set_metric_promotion
-name=<service_target_name
-type=<service_target_type
***[-category=Usage/Performance/Business]
-basedOn=SYSTEM|TESTS|SUB_SERVICE
-aggFunction=AVG|MAX|MIN|SUM|COPY
[-promotedMetricName=<promoted_metric>]
[-promotedMetricColumn=<promoted_metric_column>]
-promotedMetricKey=<key_value_of_promoted_metric>
[-metricName=<dependent_metric_name>]
-column=<dependent_metric_column>
*[-depTargetType=<target_type_of_dependent_targets>]
*#[-depTargets='target1;target2...']
*#[-depTargetKeyValues='target1:key11|key12|key13..;
target2:key21|key22|key23..']
*[-depMetricKeyValue=<dependent_metric_key_column>]
**[-testname=<dependent_test_name]
**[-testtype=<dependent_test_type]
**[-metricLevel=TXN|STEP|STEPGROUP]
**[-beacons='bcn1;bcn2..']
**[-depTestComponent=<step_or_stepgroup_name>]
[-threshold='critical_threshold_value;warning_threshold_value;
threshold_operator (EQ|LE|LT|GT|GE)']
-mode=CREATE|EDIT
#[-includeRuleBasedTargets = YES|NO]
[-targetFilter = ALL|STARTS_WITH:<filter>|ENDS_WITH:<filter>|
CONTAINS:<filter>|EQUALS:<filter>]
[ ] indicates that the parameter is optional.
キー:
* — basedOnがSYSTEMに設定される場合に必要になることがあります。 ** — basedOnがTESTSに設定される場合になることがあります。 *** — basedOnがSUB_SERVICEに設定される場合に必要になることがあります。 # — システムベース・メトリックではこれらの値の1つが必要です。
オプション
-
category
プロモート・メトリックが、サービスの使用状況メトリック、パフォーマンス・メトリックまたはビジネス・メトリックのいずれであるかを定義します。カテゴリは、プロモート・メトリックの名前とメトリック列を特定するために使用されます。このオプションを指定しない場合、
promotedMetricNameおよびpromotedMetricColumnオプションを指定する必要があります。 -
basedOn
プロモートがテストベースかシステムベースかを指定します。
-
aggFunction
プロモート・メトリックの計算に使用する集約関数を指定します。
AVG/MAX/MIN/SUMは、それぞれ依存メトリックの平均、最大値、最小値および合計をとります。COPYは、1つの依存メトリックのみをプロモート・メトリックにコピーします。 -
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。カテゴリを指定した場合はオプションです。
-
promotedMetricColumn
プロモート・メトリック列。カテゴリを指定した場合はオプションです。
-
promotedMetricKey
プロモート・メトリックのキー値を特定する、必須の引数。UIのプロモート・メトリックの表示名に相当します。
-
metricName
依存メトリック列が複数のメトリックによって収集される場合に必要な引数。
-
column
依存メトリック列。
-
depTargetType
すべての依存ターゲットは、同じターゲット・タイプである必要があります。
-
depTargets
依存ターゲットを指定します。この引数は、
depTargetKeyValuesを指定すると無視されます。 -
depTargetKeyValues
依存ターゲットに関連付けられているキー値を指定します。
'tgt1:key1;tgt1:key2...'という書式でエントリを繰り返して、1つのターゲットに複数のキー値を指定します。 -
depMetricKeyValue
依存メトリックが置換メトリックの場合に必須です。これは、すべての依存ターゲットに適用されるキー値です。
-
testname
メトリックのプロモートに使用されるテストの名前を定義します。
-
testtype
メトリックのプロモートに使用されるテストのタイプを定義します。
-
metricLevel
ステップレベルでプロモートできるメトリックもあります。このオプションでは、プロモート中に使用するレベルを定義します。
-
beacons
メトリック・データのプロモートに使用するビーコンのリスト。
-
depTestComponent
metricLevelがTXNではない場合、このオプションを使用して、プロモート・ステップまたはステップ・グループを指定する必要があります。 -
threshold
プロモート・メトリックのしきい値を定義します。-mode: モードは
CREATEまたはEDITです。 -
includeRuleBasedTargets
YESの場合、メトリックの評価時に使用可能なシステム・メンバー・ターゲットがメトリック評価の対象になります。デフォルトはNOです。このオプションは、システムベース・メトリックのみに使用できます。
-
targetFilter
指定のターゲット・フィルタ値が、システム・メンバー・ターゲットのターゲット名と比較されます。このフィルタ値と一致するメンバー・ターゲットがメトリック評価に含まれます。ターゲット・フィルタでは、*や%などのワイルド・カードは使用できません。たとえば、ALL、STARTS_WITH:EM、ENDS_WITH:EM、CONTAINS:EMおよびEQUALS:EMを指定できます。
例
例1
この例では、MyTest/HTTPを使用して、サービスMyTargetでキー値がmymetric1のプロモート・パフォーマンス・メトリックを作成します。プロモート・メトリックはdns_timeの最大値を取得し、メトリック列はMyBeaconビーコンとmybcn1ビーコンによって返されます。しきい値の演算子は「以上」(GE)、クリティカル値は200、警告値は100に設定されています。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Performance -basedOn=test -aggFunction=MAX
-testname='MyTest' -testtype=HTTP
-beacons='MyBeacon, mybcn1'
-promotedMetricKey=mymetric1 -column=dns_time -metricName=http_response
-metricLevel=TXN -threshold='200;100;GE' -mode=CREATE
例2
この例では、サービスMyTargetでキー値がAppServerComponentUsageのプロモートUsageメトリックを作成します。依存ターゲットはタイプがoracle_iasのmyapp_serverです。プロモート・メトリックは、指定されたキー値について、cpu.componentメトリック列の平均値を計算します。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service'
-category=Usage -basedOn=system -aggFunction=AVG
-promotedMetricKey=AppServerComponentUsage -depTargetType=oracle_ias
-column=cpu.component
-metricName=opmn_process_info
-depTargetKeyValues='myapp_server:petstore;myapp_server:http_server'
-mode=CREATE