upload_swlib_entity_files

ソフトウェア・ライブラリのエンティティ・リビジョンに1つ以上のファイルをアップロードします。

書式

emcli upload_swlib_entity_files 
        -entity_rev_id="entity_rev_id" 
        -file="<abs_file_path>[;<new_file_name>]" | [-removefile="<existing_
          file_name>"]
        -host="hostname" 
        [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" 
          -credential_owner="owner"] 
        [-upload_storage="<storage_location_name>;<storage_type>"] 
        [-use_latest_revision] 

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • entity_rev_id

    エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。

  • file

    アップロードするファイルの絶対パス。アップロード時にソフトウェア・ライブラリに格納されているファイル名は、デフォルトで、アップロードされるファイルの名前に設定されています。オプションで、セミコロン(;)で区切って、異なるファイル名を指定できます。

  • removefile

    削除するファイルの名前。ここには、指定のエンティティ・リビジョンから継承された既存ファイルを指定します。または、次の値を指定できます。

    • ALL — すべての既存のファイルを削除します(継承はありません)。
    • NONE — すべての継承されたファイルを保持します。

    デフォルトはNONEです。

  • host

    ファイルが使用可能なホストのターゲット名。

  • credential_set_name

    ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかを指定します。HostCredsNormal: デフォルト非特権資格証明セットHostCredsPriv: 特権資格証明セット

  • credential_name

    リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。このオプションはcredential_ownerオプションと一緒に指定する必要があります。

  • credential_owner

    リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションはcredential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。

  • upload_storage

    セミコロン(;)で区切られた、アップロード先の記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。デフォルトで、ソフトウェア・ライブラリ用に構成された最初のアップロード場所の記憶域のタイプと場所に設定されています。

    記憶域のタイプは、次のいずれかを指定します。

    OmsShared — OMS共有ファイル・システム

    OmsAgent — OMSエージェント・ファイル・システム

  • use_latest_revision

    entity_rev_idで指定されたリビジョンのかわりに、アップロードがエンティティの最新リビジョンに対して行われる必要があることを指定するフラグ。

例1

この例では、/u01/example_downloads/file1.zipファイルを識別されたエンティティ・リビジョンにアップロードします。ホストfs1.us.example.comに存在するファイルには、EM CLIにログインしているユーザーのHostCredsNormal資格証明セットに対応する優先資格証明セットを使用して、アクセスできる必要があります。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストのエージェントは稼働中でなければなりません。

emcli upload_swlib_entity_files 
        -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:
          cmp:COMP_Component:SUB_Generic:
          B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" 
        -file="/u01/example_downloads/file1.zip"  
        -host="fs1.us.example.com"  
        -credential_set_name="HostCredsNormal"  

例2

この例では、指定したエンティティ・リビジョンに複数のファイルをアップロードします。ホストfs1.us.example.comに存在するファイルは、EXAMPLE_USERが所有するMyCredsという名前の資格証明を使用してアクセスできる必要があります。アップロード後のファイル/u01/example_downloads/file1.zipは、newfile1.zipとしてエンティティ・リビジョンに関連付けられます。新しいリビジョンは最新リビジョンのエンティティから作成されます。

emcli upload_swlib_entity_files 
        -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:
           cmp:COMP_Component:SUB_Generic:
           B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" 
        -file="/u01/example_downloads/file1.zip;newfile1.zip"  
        -file="/u01/example_downloads/file2.zip"  
        -host="fs1.us.example.com"  
        -credential_name="MyCreds"  
        -credential_owner="EXAMPLE_USER"  
        -use_latest_revision