イメージ・メンテナンス
フリート・メンテナンスUIを使用してゴールド・イメージの作成を開始するには、Enterprise Managerにログインし、「ターゲット」に移動して「データベース」を選択します。「データベース」画面で「管理」に移動し、「フリート・メンテナンス・ハブ」をクリックします。
ゴールド・イメージの作成
- 「フリート・メンテナンス・ハブ」ページで、イメージのパッチ推奨タイルを選択し、イメージの作成ボタンをクリックします
- 最初のステップ「イメージ詳細」にイメージの作成画面が表示され、次の情報を入力します:
- ソースの詳細: 参照Oracleホームおよび作業ディレクトリを選択します。参照ホームにパッチ推奨が欠落している場合は、Oracleホームを選択すると、選択したOracleホームにパッチを適用するか、選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用するかを選択できます。
選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用することを選択した場合、クローニングされたホームのパスを入力し、イメージの作成後にクローニングされたホームを削除するかどうかを選択します。
- 資格証明: 通常および特権ホスト資格証明を入力します。名前付き資格証明を使用している場合は、「名前付き」ラジオ・ボタンをクリックします。
- 新規イメージの詳細: 表示される情報を確認し、バージョン名を入力します。このフィールドは、新しいイメージの作成時には編集できません。編集するには、イメージを作成する必要があります。
- 記憶域: 宛先、ソフトウェア・ライブラリの記憶域タイプ(「NFS」または「OMS共有」)を選択し、ソフトウェア・ライブラリの記憶域名およびソフトウェア・ライブラリでのイメージの場所を入力します。
- ソースの詳細: 参照Oracleホームおよび作業ディレクトリを選択します。参照ホームにパッチ推奨が欠落している場合は、Oracleホームを選択すると、選択したOracleホームにパッチを適用するか、選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用するかを選択できます。
- 「パッチの追加」ステップで、適用するパッチをすべて選択し、「次」をクリックします。
ノート:
パッチを適用するには、Enterprise Managerのソフトウェア・ライブラリ内にパッチを保存する必要があります。 - 最後の「確認」画面で、取得されたすべての情報が正しいことを確認します。「JSONのプレビュー」をクリックすると、プロシージャの送信に使用されるJSONファイルをプレビューできます。確認してゴールド・イメージの作成に進む準備ができたら、「送信」をクリックします。
ノート:
ゴールド・イメージ作成アクティビティのステータスを確認するには、「プロシージャ・アクティビティ」ダッシュボードに移動し、ステータスをリアルタイムでモニターします。ゴールド・イメージが正常に作成されました。
13.5リリース更新20 (13.5.0.20)より前のEnterprise Mangerリリースの場合は、「イメージ・メンテナンス」で説明するEM CLIのステップに従います。
イメージの新規バージョンの作成
- 「フリート・メンテナンス・ハブ」ページで、イメージのパッチ推奨タイルを選択し、イメージを選択します。「アクション」に移動し、「新バージョン」をクリックします。
- 最初のステップ「イメージ詳細」にイメージの作成画面が表示され、次の情報を入力します:
- ソースの詳細: 参照Oracleホームおよび作業ディレクトリを選択します。参照ホームにパッチ推奨が欠落している場合は、Oracleホームを選択すると、選択したOracleホームにパッチを適用するか、選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用するかを選択できます。
選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用することを選択した場合、クローニングされたホームのパスを入力し、イメージの作成後にクローニングされたホームを削除するかどうかを選択します。
- 資格証明: 通常および特権ホスト資格証明を入力します。名前付き資格証明を使用している場合は、「名前付き」ラジオ・ボタンをクリックします。
- 新規イメージの詳細: 表示される情報を確認し、バージョン名を入力します。このフィールドは、新しいイメージの作成時には編集できません。編集するには、イメージを作成する必要があります。
- 記憶域: 宛先、ソフトウェア・ライブラリの記憶域タイプ(「NFS」または「OMS共有」)を選択し、ソフトウェア・ライブラリの記憶域名およびソフトウェア・ライブラリでのイメージの場所を入力します。
- ソースの詳細: 参照Oracleホームおよび作業ディレクトリを選択します。参照ホームにパッチ推奨が欠落している場合は、Oracleホームを選択すると、選択したOracleホームにパッチを適用するか、選択したOracleホームをクローニングしてクローン・ホームにパッチを適用するかを選択できます。
- 「パッチの追加」ステップで、適用するパッチをすべて選択し、「次」をクリックします。
ノート:
パッチを適用するには、Enterprise Managerのソフトウェア・ライブラリ内にパッチを保存する必要があります。 - 最後の「確認」画面で、取得されたすべての情報が正しいことを確認します。「JSONのプレビュー」をクリックすると、プロシージャの送信に使用されるJSONファイルをプレビューできます。確認してゴールド・イメージの作成に進む準備ができたら、「送信」をクリックします。
ノート:
ゴールド・イメージ作成アクティビティのステータスを確認するには、「プロシージャ・アクティビティ」ダッシュボードに移動し、ステータスをリアルタイムでモニターします。ゴールド・イメージが正常に作成されました。
使用可能なゴールド・イメージのリストの取得
「フリート・メンテナンス・ハブ」ページで使用可能なゴールド・イメージのリストを取得するには、イメージのパッチ推奨タイルを選択します。イメージのリストが表に移入され、「パッチ推奨」の下では、緑のアイコンが付いたすべてのイメージがゴールド・イメージ標準レベルになります。バージョン・ステータスのCurrentへの変更
最新のパッチで新しいゴールド・イメージが作成されると、フリート・メンテナンス・ハブでは、ゴールド・イメージが黄色の感嘆符アイコンとともに表示されます。つまり、イメージは最新ですが、まだ"Current"としてマークされていません。"Current"としてマークするには、次のステップに従います:- ゴールド・イメージの右側にある「アクション」メニューをクリックし、「イメージ・バージョンをCurrentにする」をクリックします。
- ポップアップには、そのイメージに含まれるすべてのバージョンが表示され、これまでのステップで作成したバージョンを選択し、右上の「更新」をクリックします。更新が正常に完了したら、「閉じる」をクリックして「フリート・メンテナンス・ハブ」ページに戻ります。
イメージおよびバージョンの編集可能なパラメータ
イメージまたはイメージ内のバージョンのパラメータを編集するには、イメージのパッチ推奨タイルを選択し、編集が必要なイメージを選択して、アクション・メニューをクリックし、「イメージの管理」を選択します。
イメージ: 「イメージ詳細」で、「イメージ名」および「説明」フィールドを編集できます。
バージョン: バージョンを編集するには、編集するバージョンを探し、アクション・メニューをクリックして「編集」を選択します。
NFSを使用したデプロイメントの高速化
Oracle Enterprise Manager 13.5リリース更新13 (13.5.0.13)以降では、フリート・メンテナンスでNFSストレージ・タイプがサポートされています。NFSストレージのオプションを使用してフリート・メンテナンスのゴールド・イメージを作成およびインポートできます。これによって、複数のホストへのデプロイメントがより効率的になり、ゴールド・イメージをNFSの参照場所に格納することでコピーおよびファイルの数が少なくなります。NFS統合は、参照ホームや緊急パッチ適用などのすべてのイメージ作成タイプでサポートされています。
- 「ターゲット」メニューから、「管理」、「データベースのプロビジョニング」の順に選択し、「ソフトウェア・ライブラリ」をクリックします。
- 「参照されるファイルの場所」タブに移動し、「記憶域のタイプ」でドロップダウン・メニューから「NFS」を選択し、「追加」をクリックします。
- 「NFSの場所の追加」ダイアログ・ボックスで、NFSの場所の名前、NFSサーバーのIPかNFSサーバーのホスト名、およびゴールド・イメージ、アーカイブおよびソフトウェア・バイナリを格納するNFS共有の絶対パスの場所を追加します。
ノート:
同じゴールド・イメージをOracle Red Hat Linux 7と8の両方のデプロイメントに使用できます。これは、データベース・メディアが両方のバージョンで同一であるため、デプロイメント・プロセス中にバイナリが再リンクされます。