パッチ管理ソリューションについて

ミドルウェア・パッチ管理ソリューションでは、次のものが提供されます:

  • パッチ適用フローがMy Oracle Support (MOS)と統合されたため、推奨の確認、パッチの検索、パッチの公開をすべて同じユーザー・インタフェースを使用して実行できます。

    ただし、Cloud Controlは、いずれのデータもMOSにアップロードしません。MOSを使用するのは、最新の更新をダウンロードする場合のみです。

  • パッチ競合の分析など、パッチ計画を使用してパッチ適用ワークフローの完全なエンドツーエンド編成。このため、必要な手動作業が最小限になります。パッチ計画の詳細は、「パッチ計画の概要」を参照してください。
  • デザイナとオペレータ間の責任の分担が明確。デザイナはパッチ計画の作成、テスト・システムでのテストおよびパッチ・テンプレートとしての保存に集中できます。オペレータは、本番システムでパッチを公開するためにテンプレートからパッチ計画を作成することに集中できます。
  • 環境の適用性、パッチ計画の検証、検証による問題を解決するパッチの自動受信についてパッチを簡単に確認できます。
  • 正常に分析されたまたはデプロイ可能なパッチ計画をパッチ・テンプレートとして保存できます。テンプレートには、ソース・パッチ計画から保存された事前決定済の一連のパッチおよびデプロイメント・オプションが含まれます。

図14-1 「パッチと更新版」画面へのアクセス


「パッチと更新版」画面へのアクセス