パッチ推奨について
パッチ推奨は、潜在的なシステム上の問題に関する警告と、システム・パフォーマンスの向上やシステム停止の回避に役立つ推奨についてのプロアクティブな通知です。
「パッチ推奨」リージョンは、すべての推奨パッチのポータルを提供します。「パッチと更新版」ページには、デフォルトで「推奨パッチ」リージョンが表示されます。このリージョンを編集してそのコンテンツをフィルタできます。
棒グラフから推奨パッチのリストをドリルダウンすると、パッチ詳細を表示して、パッチをダウンロードできます。棒グラフには、検出された問題の数が要約されています(1つのターゲットに対する推奨ごとに1つの問題)。これらは、MOS内で提供されるパッチのコレクションであり、グループとして1つ以上のターゲットに適用できます。目的の環境に応じた最新のパッチによって「パッチの推奨」セクションを最新の状態にするために、構成収集が有効になっていることを確認します。
Enterprise Managerでは、次のターゲット・タイプのパッチ推奨がサポートされます。
- Oracle Database
- Oracle Real Applications Clusters
- Oracle Real Applications Clusters(Clusterwareを含む)
- Oracle Data Guard
推奨パッチの詳細を表示するには、次のステップを実行します。
- 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」、「パッチと更新版」の順に選択します。
- 「パッチと更新版」ページの「パッチ推奨」リージョンで、目的のパッチに関連する棒グラフをクリックします。
ノート:
「パッチ推奨」リージョンが表示されない場合は、右上隅から「ページのカスタマイズ」をクリックし、ページに「パッチ推奨」リージョンをドラッグします。
あるいは、「すべての推奨」をクリックして、「パッチの推奨」ページにすべての推奨を表示します。「パッチ推奨」ページにも、ターゲットに対して現在使用可能な推奨されるパッチ・セット更新およびコンポジット・パッチ更新が表示されます。
- 「パッチ推奨」ページで、表示する推奨パッチを選択してコンテキスト・メニューを表示します。コンテキスト・メニューから、「全画面」をクリックします。