ステータス・コード

Oracle Enterprise ManagerのRESTリソースをコールすると、レスポンス・ヘッダーにより、次の表に示す標準HTTPステータス・コードのいずれかが返されます。

HTTPステータス・コード	説明
200 OK	リクエストは正常に完了しました。200ステータスは、GETメソッドまたはPOSTメソッドが成功すると返されます。
201 作成	リクエストが完了し、新規のリソースが作成されました。レスポンスには、新規作成されたリソースの正規URIを含むロケーション・ヘッダーが含まれます。 201ステータスは、レスポンスが返されるより前に完了した同期リソース作成または非同期リソース作成から返されます。
202 許容	リクエストの処理は承認されましたが、処理がまだ完了していません。実際の処理が発生するときにリクエストが拒否される可能性もあるため、リクエストが実際に実行されるかどうかは未定です。 非同期(__detached=true)リソースの作成(アプリケーションのデプロイ時など)または更新(アプリケーションの再デプロイ時など)を指定した場合、操作がまだ進行中である場合に202が返されます。__detached=falseの場合、基本となる操作が適切な時間内に完了しない場合に202が返されることがあります。 レスポンスには、ジョブが完了するタイミングを判定するためにクライアントがポーリングするジョブ・リソースのロケーション・ヘッダーが含まれます。また、ジョブの現在のステータスを含むエンティティを返します。
400 不正なリクエスト	情報が欠落しているか無効なため(たとえば、入力フィールドに検証エラーがある、必須の値が欠落しているなど)、リクエストを処理できませんでした。 limitパラメータでは、最大値2000を超える値を指定することはできません。
400 制限の超過400 Limit Exceeded	そのリクエストを履行すると、そのリソースに対してOracleで定義されている上限を超えます。
400 関連するリソースが認可されていないか見つかりません	本文で指定されている参照リソースが見つからないか、コール元にそれを参照する権限がありません。
401 認証されていません	リクエストは承認されません。このリクエストに含まれていた認証資格証明が欠落しているか無効です。
403 権限がありません	ユーザーを認証できません。ユーザーに、そのリソースへのアクセス権はありますが、その操作の実行に必要な権限がありません
404 権限がないか見つかりません	リクエストURIで指定されているリソースが見つからないか、コール元にそのリソースを表示する権限がありません。
405 使用できないメソッド	リクエストに指定されたHTTP動詞(DELETE、GET、POST、PUT)は、このリクエストURIではサポートされていません。
406 許可されません	このリクエストで指定されたリソースは、リクエストのAcceptヘッダーにあるメディア・タイプのいずれかに対応する表現を生成できません。たとえば、クライアントのAcceptヘッダーではXMLを返すようにリクエストされていますが、リソースはJSONしか返しません。
409 権限がないかリソースがすでに存在します	リソースがすでに存在するか、コール元にそのリソースを作成する権限がありません。
409 状態が正しくありません	リクエストされたリソース(または、リクエストが依存するリソース)がまだこのリクエスト用に準備できていないため、操作を実行できませんが、ある程度の時間があれば実行できます。
415 受入れできません	クライアントのContentTypeヘッダーが正しくありません(たとえば、クライアントがXMLでリクエストを送信しようとしたが、リソースはJSONしか受け付けないなど)。
429 リクエストが多すぎます	短時間に多数のリクエストが発行されすぎています。
500 内部サーバー・エラー	サーバーで予期しない状態が発生し、リクエストを処理できませんでした。
503 サービス使用不可	サーバーが一時的な過負荷またはメンテナンス状態にあるため、サーバーがリクエストを処理できません。Oracle Enterprise Manager REST Webアプリケーションは現在実行されていません。