データベースへのセキュアな通信(TCPS)アクセス
TCPS対応のリスナーを検出、モニタリングおよび管理するための即時利用可能なサポートが提供されています。管理プロビジョニング・フローまたはクラウド・セルフ・サービス・ポータルを介して作成したすべてのデータベースでは、デフォルトでSSL対応の接続文字列がサポートされます。TCPS接続プロトコルを構成することで、ターゲット・データベースを安全にモニターできます。セキュアなアクセスを構成することで、OMSとデータベース・サーバー・ターゲット間およびエージェントとデータベース・サーバー・ターゲット間でデータ転送の暗号化が有効になります。
企業はクラウド・ソリューションを目指しているため、セキュアなユーザー認証は製品提供における主要な要件の1つです。(Enterprise Manager 11gで導入された) Oracleのデフォルト認証プロトコルO3LOGONおよびO5LOGONが改良されて、TCPプロトコルよりもセキュアなTCPSプロトコルを使用したOracle Database Serverへのユーザー認証が可能になりました。
ノート:
セキュアな認証を使用することによる、通常のデータベース・パフォーマンスへの影響はありません。