B OMUとEnterprise Managerの統合
この付録では、Oracle Enterprise Manager OMUコネクタで使用するためにOMUを設定する詳細なステップを示します。 必要なステップは、統合に含まれるOMUのバージョンによって異なります。
Oracle Enterprise Managerと統合するためにOMUバージョン9を設定するには、次のステップを実行します。 これらのステップは管理コンソールから実行する必要があり、アカウントには管理権限が必要です。
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Oracle Enterprise Managerによって排他的に使用されるメッセージ・グループを作成します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Message Groups」リンクをクリックします。
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画面の下部にあるリストから「Add Message Group…」を選択し、「>>」ボタンをクリックします。
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「Name」および「Label」フィールドに「OracleEnterpriseManager」と入力し、オプションの説明も入力します。
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「Save」をクリックします。
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Oracle Enterprise Managerによって排他的に使用されるノードを作成します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Nodes」リンクをクリックします。
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画面の下部にあるリストから「Add Node…」を選択し、「>>」ボタンをクリックします。
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「Node Type」フィールドを「non IP->other ->other」に設定します。
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「Properties」タブをクリックします。
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「Host Name」および「Label」フィールドを「OracleEnterpriseManager」に設定します。
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「Parent Group」フィールドを「NodeBank」に設定します。
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「Management」タブをクリックします。
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「Management type」フィールドが「Message allowed」に設定されていることを確認します。
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「Save」をクリックします。
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サーバー・ノード・グループに新規ノードを追加します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Node Groups」リンクをクリックします。
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サーバー・システムの名前をクリックします。
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画面の下部にあるリストから「Assign Nodes to this Node Group…」を選択し、「>>」ボタンをクリックします。
セレクタ・ウィンドウが表示されます。
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新規ノードを検出するためのフィルタ情報を入力し、「Filter」をクリックします。
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リストから新規ノードを選択し、「OK」をクリックします。
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OMUエージェントがOMUへの接続に使用する新規ユーザーを作成するか、既存のユーザーを選択します。 既存のユーザー・アカウントを使用する場合は、ステップ4-eに進みます。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Users」をクリックします。
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「Choose an action」ドロップダウン、「Add User…」の順に選択し、「>」ボタンをクリックします。
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「User Name」、「Password」およびオプションのフィールドに入力します。 「Save」をクリックして新規ユーザーを保存します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Users」をクリックします。
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OMUエージェントに使用するユーザーの横にある「Actions List」を選択し、「Edit…」オプションを選択します。
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「Edit User」画面で「Operator」タブを選択します。 ユーザーが使用可能なすべての機能を選択します。 これには、「Perform/Stop Actions」、「Modify Message Attributes」、「Own」および「(Un-)acknowledge Messages」が含まれます。
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「Save」をクリックして、ユーザーに加えた変更を保存します。
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ステップ1からのメッセージ・グループへのアクセス権をユーザーに付与します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Users」リンクをクリックします。
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ステップ4で作成または選択したユーザーの名前をクリックします。
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ウィンドウの上部にあるユーザー名の横にある「Actions」リストから「Edit Responsibilities…」を選択します。
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画面の下部にある「Edit View」をクリックします。
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「Available Message Groups」セクションで、ステップ1で追加したメッセージ・グループをクリックし、「>」ボタンをクリックします。
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「Available Node Groups」セクションで、ステップ3で選択したサーバー・システムの名前をクリックし、「>」ボタンをクリックします。
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「OK」をクリックして、新規メッセージ・グループをユーザーに追加します。
新規メッセージ・グループには、関連するノード・グループごとに空のチェック・ボックスが表示されます。
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新規メッセージ・グループ名をクリックして、空のチェック・ボックスをすべて選択します。
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「Save」をクリックして、変更内容を保存します。
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Oracle Enterprise Managerによって排他的に使用されるポリシー・グループを作成します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Policy Groups」リンクをクリックします。
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画面の下部にあるリストから「Add policy group」を選択し、「>>」ボタンをクリックします。
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「Name」フィールドに「OracleEnterpriseManager」と入力し、オプションの説明も入力します。
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「Save」をクリックします。
すべてのポリシー・グループのリストが表示され、新規グループがリストに追加されます。
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新規ポリシー・グループに、Enterprise Manager用のメッセージを作成するためのポリシーを追加します。
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画面の上部にあるOMUアイコンをクリックしてOMUを構成します。
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「All Objects」セクションの下にある「All Policy Groups」リンクをクリックします。
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ステップ6で作成した新規ポリシー・グループの名前をクリックします。
新規ポリシー・グループの情報が表示されます。
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画面の下部にあるリストから「Add Policy…」を選択し、「>>」ボタンをクリックします。
ポリシー・タイプを入力するウィンドウが表示されます。
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リストから「Open_Message_Interface」を選択し、「OK」をクリックします。
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「Properties」タブで、「Generate EM Message」という名前および「Policy to generate a message for Oracle Enterprise Manager」という説明を入力します。
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「Message Defaults」タブをクリックし、「Message Group」フィールドに「OracleEnterpriseManager」と入力します。
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「Conditions」タブをクリックし、画面の下部にある「Add Condition」を選択します。
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「Condition」タブをクリックし、「Type」フィールドが「Message On Matched Condition」に設定されていることを確認します。
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「Description」フィールドに、「Condition to filter message from the OracleEnterpriseManager message group」と入力します。
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「Severity」フィールドで、すべての値を選択します。
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「Message Group」フィールドに「OracleEnterpriseManager」と入力します。
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「Actions」タブをクリックして、「Automatic」チェック・ボックスをクリックします。 「Automatic」セクションの下に追加フィールドが表示されます。
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「Command」フィールドに「/opt/oem/scripts/dummy <$MSG_ID>」と入力し、「Node」フィールドに「<$OPC_MGMTSV>」と入力します。
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「Save」をクリックしてポリシーを保存します。
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