23.2 ADD_FILTERプロシージャのシグネチャ2
このプロシージャは、レポート別名を使用して、対話モード・レポートにフィルタを作成します。
ノート:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話モード・レポートでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話モード・レポートの設定を変更すると(フィルタの追加やレポートのリセットなど)、部分的にページがリフレッシュされます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ発行プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。
構文
APEX_IR.ADD_FILTER(
    p_page_id       IN NUMBER,
    p_region_id     IN NUMBER,
    p_report_column IN VARCHAR2,
    p_filter_value  IN VARCHAR2, 
    p_operator_abbr IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, 
    p_report_alias  IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);パラメータ
表23-2 ADD_FILTERプロシージャのシグネチャ2
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | 対話モード・レポートを含む、Application Expressのカレント・アプリケーションのページ。 | 
| 
 | 対話モード・レポート・リージョン(ID)。 | 
| 
 | フィルタ処理されるレポートSQL列名または列の別名。 | 
| 
 | これはフィルタ値です。この値はNおよびNNには使用されません。 | 
| 
 | フィルタ・タイプ。有効な値は次のとおりです。 EQ = 等しい NEQ = 等しくない LT = 次より小さい LTE = 以下 GT = より大きい GTE = 以上 LIKE = SQLのLike演算子 NLIKE = 類似ではない N = Null NN = NULLではない C = 含む NC = 含まない IN = SQL In演算子 NIN = SQL Not In演算子 | 
| 
 | カレント・アプリケーション・ページで保存したレポート別名。 | 
例
次の例に、ADD_FILTERプロシージャを使用して、DEPTNOが30で、カレント・アプリケーションのページ1にレポート別名CATEGORY_REPORT、リージョン2505704029884282を持つ対話モード・レポートをフィルタ処理する方法を示します。 
                  
BEGIN
    APEX_IR.ADD_FILTER(
        p_page_id       => 1,
        p_region_id     => 2505704029884282,
        p_report_column => 'DEPTNO',
        p_filter_value  => '30', 
        p_operator_abbr => 'EQ', 
        p_report_alias  => 'CATEGORY_REPORT');
END;親トピック: APEX_IR