22.4 CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1
このプロシージャは、レポートIDを使用して、レポート・フィルタ設定を開発者が定義したデフォルト設定にクリアします。
ノート:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話グリッドでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話グリッドの設定の変更(フィルタの追加やレポートのリセットなど)は、Ajaxリクエストで実行されます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ発行プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。
構文
APEX_IG.CLEAR_REPORT(
    p_page_id   IN NUMBER,
    p_region_id IN NUMBER,
    p_report_id IN NUMBER DEFAULT NULL); パラメータ
表22-4 CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1のパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | 対話グリッドを含む、Application Expressのカレント・アプリケーションのページ。 | 
| 
 | 対話グリッド・リージョンのID。 | 
| 
 | カレント・アプリケーション・ページで保存したレポートID。 | 
例
次の例に、CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1を使用して、カレント・アプリケーションのページ1、リージョン3335704029884222でレポートIDが901029800374639010の対話グリッド・フィルタ設定をリセットする方法を示します。 
                  
BEGIN     
    APEX_IG.CLEAR_REPORT(
        p_page_id      => 1,
        p_region_id    => 3335704029884222,
        p_report_id    => 901029800374639010);
END;親トピック: APEX_IG