43.21 DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENTプロシージャのシグネチャ3
このプロシージャは、事前定義されたレポート問合せおよび事前定義されたレポート・レイアウトを使用して、印刷用ドキュメントのダウンロードを開始します。
構文
APEX_UTIL.DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENT (
    p_file_name           IN VARCHAR,
    p_content_disposition IN VARCHAR,
    p_application_id      IN NUMBER,
    p_report_query_name   IN VARCHAR2,
    p_report_layout_name  IN VARCHAR2,
    p_report_layout_type  IN VARCHAR2 default 'xsl-fo',
    p_document_format     IN VARCHAR2 default 'pdf',
    p_print_server        IN VARCHAR2 default null);
パラメータ
表43-19 DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENTのパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | 印刷用ドキュメントのファイル名を定義します | 
| 
 | 印刷用ドキュメントをダウンロードするのか、インライン表示するのかを指定します("attachment"、"inline")。 | 
| 
 | レポート問合せのアプリケーションIDを定義します | 
| 
 | レポート問合せの名前(アプリケーションの共有コンポーネントの下に保存) | 
| 
 | レポート・レイアウトの名前(アプリケーションの共有コンポーネントの下に保存) | 
| 
 | レポートのレイアウト・タイプを定義します("xsl-fo"または"rtf")。 | 
| 
 | ドキュメントの形式を定義します("pdf"、"rtf"、"xls"、"htm"または"xml")。 | 
| 
 | プリント・サーバーのURL。指定されていない場合、プリント・サーバーはプリファレンスから導出されます。 | 
シグネチャ3の例
次の例に、シグネチャ3 (事前定義されたレポート問合せおよび事前定義されたレポート・レイアウト)を使用してDOWNLOAD_PRINT_DOCUMENTを使用する方法を示します。この例では、レポートのデータはカレント・アプリケーションの「共有コンポーネント」→「レポート問合せ」に格納されているReportQueryというレポート問合せから取得されます。レポート・レイアウトには、カレント・アプリケーションの「共有コンポーネント」→「レポート・レイアウト」に格納されているReportLayoutというレポート・レイアウトが適用されます。動的レイアウトをプロビジョニングする場合、p_report_layout_nameパラメータに'ReportLayout'を指定するのではなく、保存された複数のレポート・レイアウトのいずれかを選択できるページ・アイテムをユーザーが参照できるとよい場合があります。また、この例では、P1_CONTENT_DISPの値をp_content_dispositionパラメータに渡すことによって、ユーザーがドキュメントの受信方法(添付またはインライン)を指定する方法も示します。P1_CONTENT_DISPは、次のLOV定義が指定されたSelect Listタイプのページ・アイテムです。 
                  
STATIC2:In Browser;inline,Save / Open in separate Window;attachment
BEGIN
    APEX_UTIL.DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENT (
        p_file_name           => 'myreport123',
        p_content_disposition => :P1_CONTENT_DISP,
        p_application_id      => :APP_ID,
        p_report_query_name   => 'ReportQuery',
        p_report_layout_name  => 'ReportLayout',
        p_report_layout_type  => 'rtf',
        p_document_format     => 'pdf');
END;親トピック: APEX_UTIL