16.10 LOG_LONG_MESSAGEプロシージャ
このプロシージャを使用して、Application ExpressのPLSQLコンポーネント、またはPLSQLプロシージャとファンクションからデバッグ・メッセージを生成します。このプロシージャは、LOG_MESSAGEと同様ですが、より長いメッセージのロギングが可能な点のみ異なります。このメッセージ・ログは、デバッグ出力で4,000の文字のチャンクに分割されます。1つのデバッグ・メッセージは4,000文字までに制限されているためです。
ノート:
このプロシージャのかわりに、ERRORプロシージャ、WARNプロシージャ、MESSAGEプロシージャ、INFOプロシージャ、ENTERプロシージャまたはTRACEプロシージャを使用します。
構文
APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE (
    p_message    IN VARCHAR2  DEFAULT NULL,
    p_enabled    IN BOOLEAN   DEFAULT FALSE,
    p_level      IN T_LOG_LEVEL DEFAULT C_LOG_LEVEL_APP_TRACE);パラメータ
表16-6 APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGEプロシージャのパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | 長いログ・メッセージ(最大サイズは32767バイト)。 | 
| 
 | デバッグが有効かどうかに関係なく、メッセージを常にログに記録するには | 
| p_level | 長いログ・メッセージのレベルを識別します。定数を参照してください。 | 
例
次の例に、レベル1および2のメッセージに関してデバッグ・メッセージ・ロギングを有効にし、32767文字まで含むことができるレベル1のメッセージを表示する方法を示します。デバッグは明示的に有効になっており、このパラメータのデフォルト設定のFALSEよりも、この有効化の設定の方が優先されるため、p_enabledパラメータを指定する必要はありません。
                  
DECLARE
    l_msg VARCHAR2(32767) := 'Debug outputs anything up to varchar2 limit';
BEGIN
    APEX_DEBUG.ENABLE (p_level => 2);
    
    APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE(
        p_message => l_msg,
        p_level => 1 );     
END;参照:
親トピック: APEX_DEBUG