21.22 RESERVE_WORKSPACE_APP_IDSプロシージャ
このプロシージャは、指定されたワークスペースのWebシート・アプリケーションおよびデータベース・アプリケーションのIDを永久予約します。ワークスペースとそのアプリケーションが削除されている場合でも、開発者がこのようなIDの1つを使用して別のアプリケーションを作成することはできません。
構文
APEX_INSTANCE_ADMIN.RESERVE_WORKSPACE_APP_IDS (
    p_workspace_id IN NUMBER );パラメータ
表21-18 RESERVE_WORKSPACE_APP_IDSのパラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| 
 | ワークスペースの一意のID。 | 
例
この例では、アプリケーションIDが特定の範囲内に限定されている2つの別個のApplication Expressインスタンスを設定しています。後で、ワークスペースとそのすべてのアプリケーションをインスタンス1からインスタンス2に移動します。移動するワークスペースについて、開発者はそのアプリケーションIDをすべて予約して、同じIDのアプリケーションがインスタンス1で作成されないようにします。
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                        Application Expressインスタンス1の設定後、アプリケーションIDが100000から199999の範囲内にあることを確認します。 begin apex_instance_admin.set_parameter('APPLICATION_ID_MIN', 100000); apex_instance_admin.set_parameter('APPLICATION_ID_MAX', 199999); end;
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                        Application Expressインスタンス2の設定後、アプリケーションIDが200000から299999の範囲内にあることを確認します。 begin apex_instance_admin.set_parameter('APPLICATION_ID_MIN', 200000); apex_instance_admin.set_parameter('APPLICATION_ID_MAX', 299999); end;
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                        その後、IDが 1234567890のワークスペースMY_WORKSPACEをインスタンス1からインスタンス2に移動することを運用チームが決定します。必要なステップは次のとおりです。- 
                              インスタンス1でワークスペース、アプリケーションおよびデータをエクスポートします(ここには示しません)。 
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                              インスタンス1の他のアプリケーションでこのワークスペースのアプリケーションIDを再利用できないようにします。 begin apex_instance_admin.reserve_workspace_app_ids(1234567890); end;
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                              インスタンス1でワークスペース、付随するデータおよびユーザーを削除します。 begin apex_instance_admin.remove_workspace('MY_WORKSPACE'); end;
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                              インスタンス2でワークスペース、アプリケーションおよびデータをインポートします(ここには示しません)。 
 
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参照:
予約を取り消すには、FREE_WORKSPACE_APP_IDSプロシージャを参照してください。
親トピック: APEX_INSTANCE_ADMIN