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 - 共有コンポーネントの管理
 - 自動化の管理
 - 既存の自動化の編集
 
16.3.4 既存の自動化の編集
「自動化」ページで既存の自動化を編集します。
- 「自動化」ページにナビゲートします。
- ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
 - 新しいアプリケーションを選択します。
 - アプリケーションのホームページで、「共有コンポーネント」をクリックします。共有コンポーネント・ページが表示されます。
 - 「アプリケーション・ロジック」で、「自動化」を選択します。
 
 - 「自動化」ページで、自動化名をクリックします。「自動化: 名前」編集ページが表示されます。対象となる属性を編集します。
 - 名前:
- 名前: 自動化の名前を定義します。
 - 静的ID: この自動化の静的IDを定義します。
APEX_AUTOMATIONパッケージを使用して自動化を手動で実行する場合は、静的IDを使用します(例:APEX_AUTOMATION.EXECUTE)。 
 - 設定:
- タイプ: 「スケジュール済」を選択すると、選択した頻度に基づいて自動的に実行されます。「オンデマンド」は、
APEX_AUTOMATIONパッケージを使用して明示的にコールされたときに実行されます。 - スケジュール式: データベース・スケジューラのカレンダ構文を使用して、実行の繰返しスケジュールを定義します(「毎週火曜日と金曜日の午後4時」や「毎月第2水曜日」など)。
このカレンダ構文は手動で指定でき、単純な式は、間隔ビルダーを使用して作成できます。間隔ビルダーにアクセスするには、テキスト領域の右側にあるスケジュール・ビルダー・アイコンをクリックします。
BACKGROUND_MIN_EXECUTION_CADENCEは、後続の2つの自動化実行の間で空ける必要がある最小分数を制御します。自動化スケジューラは、データベース・サーバーのタイムゾーンで動作することに注意してください。 - スケジュール・ステータス: 自動化スケジュールの状態を示します。オプションは次のとおりです。
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アクティブ: スケジュールがアクティブで、スケジュール式に基づいて自動化が実行されます。
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無効: スケジュールは実行されません。ただし、
APEX_AUTOMATIONパッケージをコールして自動化を実行することはできます。 - 
                                    
                                    
エラー: 前回の実行中にエラーが発生したため、スケジュールは無効です。ただし、
APEX_AUTOMATIONパッケージをコールして自動化を実行することはできます。 
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 - アクションの開始: この自動化のデータ・ソース・タイプを指定します。オプションは次のとおりです。
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問合せ: SQL問合せが実行されます。自動化アクションは、データが見つかった場合に(行ごとに)実行するか、データが見つからなかった場合に(1回のみ)実行できます。
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ブールを戻すPL/SQL: PL/SQLファンクション本体が実行されます。TRUEを返した場合、自動化アクションは1回のみ実行されます。
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常時: 自動化アクションは常に実行されます。このオプションは、特定のデータが存在するかどうかに関係なく、スケジュールに基づいてアクションを実行するためにスケジュール・タイプとともに使用する場合に適しています。
 
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 - タイプ: 「スケジュール済」を選択すると、選択した頻度に基づいて自動的に実行されます。「オンデマンド」は、
 - ソース:
- 
                              
                              
データ・ソース: この自動化のデータ・ソースを定義します。オプションは次のとおりです。
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ローカル・データベース: データはローカル・データベースをソースとします。
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REST対応SQLサービス: データは、REST対応SQLを使用して接続が定義されるリモート・データベースをソースとします。REST対応SQL参照を作成または保守するには、「共有コンポーネント」→「REST対応SQL」にナビゲートします。
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RESTデータ・ソース: データは、RESTデータ・ソースを使用して定義されるRESTful Webサービスをソースとします。RESTデータ・ソースを作成または保守するには、「共有コンポーネント」→「RESTデータ・ソース」にナビゲートします。
 
選択したオプションによって、後続のUIオプションが決まります。属性についてさらに学習するには、アイテム・ヘルプを参照してください。
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 - アクション:
- アクションの追加: 「アクションの追加」をクリックします。
「アクションの編集」ページが表示されます。属性を編集し、「作成」をクリックします。
 - アクションの編集: アクション名の横にある「編集」アイコンをクリックします。
「アクションの編集」ページが表示されます。属性を編集し、「変更の適用」をクリックします。
 
「アクションの編集」ページの属性についてさらに学習するには、アイテム・ヘルプを参照してください。
 - アクションの追加: 「アクションの追加」をクリックします。
 - アクションの実行:
- アクションの実行時間: 自動化アクションを問合せで行が返されたときに実行するか、問合せで行が返されなかったときに実行するかを指定します。
 - 主キー列: オプションで、問合せ結果内の主キー列を指定します。この列の値はログ・メッセージに追加され、ソース行の相関ログ・メッセージを許可します。
 - コミット: 行ごとのアクションが実行された後にコミットするか、すべての行が処理された後に1回のみコミットするかを指定します。
 - 処理する最大行数: 定義されている場合、その最大数に達すると自動実行が停止し、自動化は
Incompleteとしてログに記録されます。 - アクションのエラーの処理: 自動化でエラーが発生した場合の処理を選択します。
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無視: エラーを無視し、自動化の処理を続行します
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自動化の中断: 自動化を中断しますが、有効のままにします
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自動化の無効化: 自動化を中断して無効にします
 
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 - 追加のコード実行:
- 実行可能なPL/SQLコード: 自動化の初期化またはクリーンアップのため、または行ごとのアクション処理の前にコールするプロシージャが含まれているコードのPL/SQL無名ブロックを入力します。パフォーマンス上の理由から、このコードはデータベース内のPL/SQLパッケージに格納することもできます。
 - 初期化プロシージャ名: 自動化実行の開始時に実行する初期化プロシージャの名前を指定します。プロシージャをPL/SQLオブジェクトとしてデータベース・スキーマで定義するか、前述の「実行可能なPL/SQLコード」で定義します。
 - 前に行を処理するプロシージャ名: 定義されたアクションを実行する前に、行ごとに実行する前に行を処理するプロシージャの名前を指定します。プロシージャをPL/SQLオブジェクトとしてデータベース・スキーマで定義するか、前述の「実行可能なPL/SQLコード」で定義します。
 - クリーンアップ・プロシージャ名: 自動化実行の終了時に実行するクリーンアップ・プロシージャの名前を指定します。プロシージャをPL/SQLオブジェクトとしてデータベース・スキーマで定義するか、前述の「実行可能なPL/SQLコード」で定義します。
 
 - サーバー側の条件:
- 条件タイプ: この自動化を実行するために満たす必要がある条件タイプをリストから選択します。「条件タイプ」によって、このリージョンに表示される内容が決まります。例として、このタスクでは「条件タイプ」が「式」のオプションが示されます。
 - 言語: 入力したプログラミング・コードの評価に使用する言語を選択します。
 - 式1: この自動化が実行される環境を条件付きで制御する式を入力します。選択した特定の条件タイプに基づいて、この属性に値を入力してください。自動化は、指定した条件が満たされた場合にのみ実行されます。
 
 - 条件タイプ: この自動化を実行するために満たす必要がある条件タイプをリストから選択します。
 - 詳細:
- ビルド・オプション: この自動化のビルド・オプションを選択します。ビルド・オプションは、アプリケーション内のコンポーネントが有効かどうかを判別する事前定義された設定です。
 - コメント: ここに開発者のコメントまたはノートを入力します。これらのコメントは、アプリケーション・ビルダー内でのみ表示され、アプリケーションの実行時には表示されません。
 
 - 編集内容を保存するには、「変更の保存」をクリックします。
 - 自動化を実行するには、「保存して実行」をクリックします。
 - 自動化を削除するには、「削除」をクリックします。
 
関連項目:
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Oracle Application Express APIリファレンスのAPEX_AUTOMATIONパッケージ
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Oracle Application Express管理ガイドのバックグラウンド・ジョブの構成
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Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンスのDBMS_SCHEDULER
 
親トピック: 自動化の管理