インストールの前提条件
Oracle NoSQL Databaseインストールに使用するホストのすべてにJava SE 8以上がインストールされていることを確認します。バージョンを確認するには、次のコマンドを使用します。
java -version
ノート:
Oracle NoSQL DatabaseはOracle Java SE 8 (64ビット)と互換性があり、これに対してテストと認証が行われています。すべての不具合修正およびパフォーマンス改善を利用するために、システムを最新のJavaリリースにアップグレードすることをお薦めします。Oracle NoSQL Databaseダウンロードに含まれているリリース・ノートには、認証に使用された厳密なJavaバージョンを示しています。
jps
ユーティリティが動作していることを確認してください。JDKをインストールすることにより、jps
ツールをストレージ・ノード・エージェント(SNA)で使用できるようになり、Oracle NoSQL Databaseプロセスを最適に管理できます。jps
ツールを使用して、発生する可能性があるあらゆる問題を診断することもできます。Oracle NoSQL Databaseはjps
ツールがなくても動作できますが、それらがなければ、データベースがそのプロセスを管理する機能が低下します。
JDKおよびそのツールが正しくインストールされている場合、jps
の起動からの出力には少なくとも1つのJavaプロセス(jps
プロセス自体)がリストされるはずです。正常にインストールされていることを確認するには、次のコマンドを使用します。
% jps
16216 Jps
ノート:
前述の各コマンドは、Oracle NoSQL Database SNAプロセスを実行するユーザーと同じOSユーザーとして実行する必要があります。
Linuxが、Oracle NoSQL Databaseに対して公式にサポートされているプラットフォームです。Oracle NoSQL Databaseを実行するには、64ビットJVMが必要です。
インストール・プロセスには、各ノードに対するrootアクセスは必ずしも必要ありません。
最後に、各ターゲット・マシンがなんらかの信頼できるクロック同期を実行していることを確認します。通常、0.5秒未満の同期デルタが必要です。ネットワーク・タイム・プロトコル(ntp)
はこの目的に叶っています。