インポート/エクスポートからNoSQL Data Migratorへの移行

インポート/エクスポート・ユーティリティからOracle NoSQL Data Migratorに移行する方法について学習します。

データ移行にインポート/エクスポート・ユーティリティを使用している場合は、Oracle NoSQL Database (オンプレミス)の一部であるkvtool.jarが、exportおよびimportの2つのコマンドを使用してエクスポートおよびインポート機能を処理することに注意してください。次に説明するように、NoSQL Data Migratorを使用して、同じエクスポートおよびインポート操作を実行できます。

NoSQL Data Migratorのexportコマンドと同等

exportコマンドは、NoSQL Database (オンプレミス)のデータをローカルまたはネットワークにマウントされたファイル・システムにエクスポートするために使用します。同等の操作を実現するには、構成JSONファイルに次の属性を次のように定義します。

• "source"="nosqldb"
• "format"="JSON"を使用した"sink"="file"

その他の構成属性は、要件に従って定義できます。NoSQL Data Migratorは一度に1つの表のみの移行をサポートしているため、複数の表をエクスポートするには、NoSQL Data Migratorを個別に実行する必要があります。

NoSQL Data Migratorのimportコマンドと同等

importコマンドは、exportコマンド、外部JSONファイルまたはMongoDB形式のJSONファイルによって作成されたパッケージをインポートするために使用します。同等の操作を実現するには、構成JSONファイルに次の属性を次のように定義します。

• ソース・ファイル・タイプに応じて"format"="json"または"format"="mongodb_json"を指定した"source"="file"。
• "sink"="nosqldb"

ノート: NoSQL Data Migratorは、既存のインポート/エクスポート・ユーティリティを使用して生成された外部JSONファイルまたはパッケージを同様に処理します。