データ・モデル

Oracle NoSQL Databaseのデータは、表またはキー/値インタフェースを使用してモデル化できます。

データをモデル化するには、表を使用するのが最も簡単です。抽象化のレベルが最も高く、モデル化がシンプルなので、どんな開発者も容易に使用できます。このモデルは、セカンダリ索引と表の展開もサポートします。

表を使用する場合、JSONを使用してデータをモデル化できます。厳格なデータの型付けが不要であれば、これを選択することをお薦めします。

Oracle NoSQL Databaseは、複数リージョン表もサポートしています。複数リージョン表は、様々なリージョンまたはインストールで格納および保守されるグローバル論理表です。これはMR表と呼ばれています。

最後に、データのシリアライズ、キー構造の管理、索引ビューによるセカンダリ索引の管理、展開およびセキュリティの管理をクライアント・コードにより行う場合、またはラージ・オブジェクトを処理する場合は、キー/値インタフェースを使用できます。