はじめに

このドキュメントは、SQL for Oracle NoSQL Databaseおよび関連する概念の概要を示すことを目的としています。SQL for Oracle NoSQL Databaseは、SQLに似た使いやすい言語で、読取り専用の問合せとデータ定義(DDL)文をサポートしています。このドキュメントでは、言語の問合せ部分を主に取り扱います。言語の詳細な説明(DDL文と問合せ文の両方)は、SQLリファレンス・ガイドを参照してください。

この本の対象読者は、SQLに似た問合せ言語を使用してOracle NoSQL Databaseのデータを操作しようとしている開発者です。標準SQLの知識は必須ではありませんが、その知識があると、SQL for Oracle NoSQL Databaseのが学習が容易になります。

この本で使用される表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

そのとおりに入力する情報は、固定幅フォントで表します。

変数または非リテラル・テキストは、イタリック体で表します。たとえば、「KVHOMEディレクトリに移動します」のようになります。

SELECT、FROM、WHERE、ORDER BYなどの大/小文字が区別されないキーワードは大文字で示されます。

関数のsize(item)などの大/小文字が区別されるキーワードは、小文字で示されます。

ノート:

最後に、特別な関心のノートは、このようなノート・ブロックを使用して表します。