DROP NAMESPACE文

DROP NAMESPACE文を使用して、ネームスペースを削除できます。

構文

drop_namespace_statement ::= 
   DROP NAMESPACE [IF EXISTS] namespace_name [CASCADE]

セマンティクス

IF EXISTS: これはオプションの句です。この句を指定し、同じ名前のネームスペースが存在しない場合、エラーは生成されません。この句を指定せず、同じ名前のネームスペースが存在しない場合は、ネームスペースが存在しないことを示すエラーが生成されます。

CASCADE:これは、表とその索引をこのネームスペース内で削除するかどうかを指定できるオプションの句です。この句を指定し、ネームスペースに表が含まれている場合は、このネームスペース内のすべての表とともにネームスペースが削除されます。この句を指定せず、ネームスペースに表が含まれている場合は、ネームスペースが空でないことを示すエラーが生成されます。

ノート:

デフォルトのネームスペースsysdefaultは削除できません。

例3-4 Drop Namespace文

次の文は、ns1という名前のネームスペースを削除します。
DROP NAMESPACE IF EXISTS ns1 CASCADE;