1 Oracle Big Data Managerの概要

Oracle Big Data Managerは、企業全体のデータを管理するための広範な機能を提供するブラウザベースのツールです。Oracle Big Data Managerは、クラスタの作成時にデフォルトでインストールされて構成されます。

Oracle Big Data Managerを使用すると、サポート対象のOracleおよびOracle以外の広範なデータ記憶域プロバイダへの接続および相互接続が可能になります。記憶域プロバイダを登録すると、データのプレビューや、それらのプロバイダ間でデータの比較、コピーおよび移動ができます(記憶域プロバイダのアクセシビリティによっては不可能な場合もあります)。Hadoop記憶域プロバイダを使用すると、HDFS内で内部的にデータを移動することもできます。ローカル・コンピュータからHDFSにデータをアップロードすることもできます。

Oracle Big Data Managerには、データ転送のための複数の方法が用意されています。コンソールを使用できます(ドラッグ・アンド・ドロップによるデータの選択もできます)。データ管理のスクリプトとアプリケーションの作成に、PythonとJava SDKを使用できます。コピー操作の実行や、データ管理ジョブの作成および管理のためのCLIもあります。

Oracle Big Data Managerの管理者は、別のユーザー・アカウントを作成して、記憶域プロバイダに選択的にアクセス権限を付与できます。

デフォルトでは、Oracle Big Data ManagerはCloudera Managerと同じノード(通常はクラスタ内の3つ目のノード)のポート8890で実行されます。