9.4.5.4 追加リソース

Java APIにはJavadocが用意されています。Javadocは、カスタマイズおよび拡張に有用なインタフェースおよびクラスのみを配布するために、コア・パッケージ、クラスおよびインタフェースのセットに意図的に縮小されています。

各パッケージでは、わかりやすくするために一部のクラスが意図的に省略されています。重要なクラスは次のとおりです。

  • oracle.goldengate.datasource.DsTransaction: データベース・トランザクションを表します。トランザクションには、0個以上の操作が含まれます。

  • oracle.goldengate.datasource.DsOperation: データベース操作(挿入、更新、削除)を表します。操作には、データ変更イベントを表す0個以上の列値が含まれます。列索引は、Java APIで0でオフセットされます。

  • oracle.goldengate.datasource.DsColumn: 列値を表します。列値は、ビフォア値とアフター値のコンポジットです。列値は存在する(値があるかnull)場合も欠落している(ソース証跡に含まれていない)場合もあります。

    • oracle.goldengate.datasource.DsColumnCompositeは、コンポジットです

    • oracle.goldengate.datasource.DsColumnBeforeValueは、操作前の列値です(これはオプションで、操作に含まれていない場合があります)。

    • oracle.goldengate.datasource.DsColumnAfterValueは、操作後の値です

  • oracle.goldengate.datasource.meta.DsMetaData: 出現するすべてのデータベース・メタデータを表します。オブジェクトは最初空です。DsMetaDataには、TableNameをキーとして使用するTableMetaDataの0個以上のインスタンスのハッシュ・マップが含まれます。

  • oracle.goldengate.datasource.meta.TableMetaData: 1つの表のすべてのメタデータを表します。0個以上のColumnMetaDataを含みます。

  • oracle.goldengate.datasource.meta.ColumnMetaData: データベースまたはOracle GoldenGateソース定義ファイルに定義されている列名およびデータ型を含みます。

詳細は、Javadocを参照してください。