9.2.4.7 列ルール

列ルールは、操作ルールのサブルールである必要があります。標準ルール・プロパティ以外に、列ルールは、XPathまたは他の式を介して次のものも定義します。

  • name - 表定義内の列の名前。

  • index - 表定義内の列の索引。

    ノート:

    nameindexのいずれか一方のみが定義されている場合、他方が決定されます。

  • before.value - 列のビフォア値。これは、削除の場合必須ですが、更新の場合オプションです。

  • before.isnull - 列のビフォア値がnullかどうかを示します。

  • before.ismissing - 列のビフォア値が欠落しているかどうかを示します。

  • after.value - 列のビフォア値。これは、削除の場合必須ですが、更新の場合オプションです。

  • after.isnull - 列のビフォア値がnullかどうかを示します。

  • after.ismissing - 列のビフォア値が欠落しているかどうかを示します。

  • value - 特定のビフォア値またはアフター値でオーバーライドされない場合にbefore.valueafter.valueの両方に使用する式。これは、更新に対する異なるビフォア値をサポートしないことに注意してください。

  • isnull - オーバーライドされない場合にbefore.isnullとafter.isnullの両方に使用する式。

  • ismissing - オーバーライドされない場合にbefore.ismissingとafter.ismissingの両方に使用する式。

次の例では、/Operation/Column要素から列情報を動的に取得します。

例9-12 列情報の動的抽出

dyncolrule.match=./Column
dyncolrule.name=@name
dyncolrule.before.value=./beforevalue/text()
dyncolrule.after.value=./aftervalue/text()

次の例は、/KeyColおよび/Col1要素をMY.TABLEの列に静的に対応付けます。

例9-13 要素の列との静的対応

statkeycolrule.match=/KeyCol
statkeycolrule.name="keycol"
statkeycolrule.value=./text()
statcol1rule.match=/Col1
statcol1rule.name="col1"
statcol1rule.value=./text()