9.4.3.3.2.1 gg.handler.name.format

操作およびトランザクションをJMS、ビッグ・データ・ターゲットまたはファイルに送信するメッセージに変換するために使用される形式を指定します。形式はハンドラごとに一意に指定されます。値は次のとおりです。

  • Velocityテンプレート

  • Javaクラス名(完全修飾。指定されるクラスはフォーマッタのタイプである必要があります)

  • 区切られた値の場合のcsv(カンマ区切り値など。デリミタはカスタマイズできます)

  • 固定長フィールドの場合のfixed

  • 次のような組込みフォーマッタ

    • xml – デモXMLフォーマット

    • xml2 – 内部XMLフォーマット

たとえば、カスタムJavaクラスを指定するには、次のようにします。

gg.handlerlist=abc
gg.handler.abc.format=com.mycompany.MyFormat

または、Velocityテンプレートの場合:

gg.handlerlist=xyz
gg.handler.xyz.format=path/to/sample.vm

テンプレートを使用する場合、クラスパス内のディレクトリまたはJARを基準にファイルが検索されます。デフォルトでは、Oracle GoldenGateインストール・ディレクトリがクラスパス内にあるため、前述のテンプレートは、Oracle GoldenGateのインストール場所のdirprmディレクトリに配置できます。

デフォルトの形式は、組込みXMLフォーマッタを使用することです。