9.3.1.2.1 jvm.boot options

JVMの起動時に適用されるクラスパスおよび起動オプションを指定します。パスには、UNIX/Linuxの場合コロン(:)、Windowsの場合セミコロン(;)の区切り文字が必要です。

構文は次のとおりです:

jvm.bootoptions=option[, option][. . .]

optionsは、コマンドラインから実行されるJavaに渡されるものと同じです。これには、クラスパス、システム・プロパティ、使用されているJavaのバージョンに対して有効なJVMメモリー・オプション(最大メモリー、初期メモリーなど)などがあります。有効なオプションは、JVMのバージョンおよびプロバイダによって異なります。

たとえば (1行ですべて指定):

jvm.bootoptions= -Djava.class.path=ggjava/ggjava.jar
-Dlog4j.configuration=my-log4j.properties

log4j.configurationプロパティには、log4jプロパティ・ファイルの完全修飾URLを指定できます。デフォルトでは、このファイルはクラスパスで検索されます。独自のlog4j構成を使用することも、あらかじめ構成されたlog4j設定であるlog4j.properties(デフォルト・レベルのロギング)、debug-log4j.properties(デバッグ・ロギング)またはtrace-log4j.properties (非常に詳細なロギング)のいずれかを使用することもできます。