9.4.3.1.2.1 jvm.bootoptions

JVMの起動時に適用される初期Javaクラスパスおよびその他の起動オプションを指定します。java.class.pathには、UNIX/Linuxの場合コロン(:)、Windowsの場合セミコロン(;)の区切り文字が必要です。ここでは、初期および最大のヒープ・サイズ、クラスパスなど、JVMに対する様々なオプションを指定します。

  • -Xms: 初期Javaヒープ・サイズ

  • -Xmx: 最大Javaヒープ・サイズ

  • -Djava.class.path: 最低でもメイン・アプリケーションJARであるggjava.jarを指定するクラスパス。JMSプロバイダJARなどのその他のJARもここで指定できます。また、これらをJavaアプリケーション・プロパティ・ファイルで指定することもできます。個別のlog4jプロパティ・ファイルを使用する場合、プロパティ・ファイルの場所が、起動オプション変数に含まれているbootoptions java.class.pathに含まれる必要があります。

  • -verbose:jni: 詳細モードで実行します(JNI用)

たとえば (1行ですべて指定):

jvm.bootoptions= -Djava.class.path=ggjava/ggjava.jar 
-Dlog4j.configuration=my-log4j.properties -Xmx512m

log4j.configurationプロパティは、クラスパスの検索によって解決されるlog4jプロパティ・ファイルを示します。独自のlog4j構成を使用することも、あらかじめ構成されたlog4j設定であるlog4j.properties(デフォルト・レベルのロギング)、debug-log4j.properties(デバッグ・ロギング)またはtrace-log4j.properties(非常に詳細なロギング)のいずれかを使用することもできます。Replicatプロセスでlog4jロギングを使用するには、gg.log=log4jを設定する必要があります。

これらのファイルはすでにクラスパスに指定されているので、事前構成されたlog4j設定のいずれかを使用すれば、クラスパスの変更は必要ありません。-Djava.class.path変数には、*ワイルドカードを指定せずに、カスタムのlog4j構成ファイルを含むディレクトリへのパスが含まれている必要があります