2.2.3 Oracle GoldenGateプロパティ・ファイルについて
Oracle GoldenGate Java Deliverのユーザー・イグジット(Oracle GoldenGate Javaアダプタとも言う)を実行するために必要なOracle GoldenGateプロパティ・ファイルが、2つあります。ビッグ・データ統合を含むJava統合をホストするOracle GoldenGate Java Deliveryです。いずれかのプロセスを実行するには、Replicatプロパティ・ファイルが必要です。Replicatファイル名に必要な命名規則は、process_name.
prm
です。Replicatプロパティ・ファイルでのイグジット構文には、Javaアダプタ・プロパティ・ファイルの名前と場所を指定します。Javaアダプタの構成プロパティにGoldenGate for Big Data統合が含まれるのは、Javaアダプタ・プロパティ・ファイルです。Oracle GoldenGate for Big Data統合を実行するには、ReplicatとJavaアダプタのプロパティ・ファイルが必要です。
あるいは、デフォルト構文process_name.
properties
を使用しても、Javaアダプタ・プロパティは解決できます。Javaアダプタ・プロパティ・ファイルのデフォルトの命名を使用すると、Javaアダプタ・プロパティ・ファイルの名前をReplicatプロパティ・ファイルから省略できます。
Oracle GoldenGate for Big Data統合のプロパティ・ファイルの例は、次のディレクトリのサブディレクトリにあります。
GoldenGate_install_dir
/AdapterExamples/big-data
- パラメータ・ファイル
Oracle GoldenGate機能の多くは、パラメータ・ファイルに指定されたパラメータによって制御されます。パラメータ・ファイルは、関連するOracle GoldenGateプロセスによって読み取られるプレーン・テキスト・ファイルです。Oracle GoldenGateでは、GLOBALS
ファイルとランタイム・パラメータ・ファイルという2種類のパラメータ・ファイルが使用されます。