9.2.1.4.1 トランザクション・インジケータ

トランザクションとメッセージの関係には次のものがあります。

  • 各メッセージに1つのトランザクション

    これは、メッセージのスコープによって自動的に決定されます。

  • 各メッセージに複数のトランザクション

    これは、トランザクション・インジケータ(txind)によって決定されます。トランザクション・インジケータがない場合、XMLパーサーは、対応するトランザクション・ルールに基づいてトランザクションを作成できます。

  • 各トランザクションに複数のメッセージ

    操作がトランザクションの先頭か、中間か、末尾かトランザクション全体かを指定するために、トランザクション・インジケータ(txind)が必要です。特定の操作のトランザクション・インジケータ値は、各トランザクション・インジケータ・タイプに定義された値と照合されます。インジケータ値が先頭または全体の場合はトランザクションが開始され、中間の場合は続行されます。末尾または全体の場合は終了されます。