10.4 OPG_APIS.CF_PREP

形式

OPG_APIS.CF_PREP(
     wt_l            IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_r            IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_l1           IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_r1           IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_i            IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_ld           IN/OUT  VARCHAR2. 
     wt_rd           IN/OUT  VARCHAR2. 
     options         IN      VARCHAR2 DEFAULT NULL);

説明

必要な中間表の作成を含め、協調フィルタリングを実行する、後のOPG_APIS.CFプロシージャへのコールのための準備作業を実行します。

パラメータ

edge_tab_name

プロパティ・グラフ・エッジ表(GE$)の名前。

wt_l

行列因子分解の左側を保持する作業表の名前。

wt_r

行列因子分解の右側を保持する作業表の名前。

wt_l1

勾配降下法で左側の中間ステップを保持する作業表の名前。

wt_r1

勾配降下法で右側の中間ステップを保持する作業表の名前。

wt_I

中間行列積を保持する作業表の名前。

wt_ld

勾配降下法で中間の左側のデルタを保持する作業表の名前。

wt_rd

勾配降下法で中間の右側のデルタを保持する作業表の名前。

options

操作に対する追加の設定。次の値が1つ以上含まれる(カンマ区切り)オプションの文字列。

  • 'INMEMORY=T'は'inmemory'句を使用してスキーマ表を作成するためのオプションです。

  • 'IMC_MC_B=T'はINMEMORY MEMCOMPRESS BASIC句を使用してスキーマ表を作成します。

使用上のノート

作業表の名前は、指定しても、NULLパラメータのままでもかまいません。作業表のパラメータ名が指定されていない場合は、自動的に名前が生成され、OUTパラメータとして返されます。これらの作業表名は、協調フィルタリング・アルゴリズムを実行するためにOPG_APIS.CFプロシージャをコールするときに使用できます。

OPG_APIS.CFの使用上のノートと例も参照してください。

次の例は、phonesという名前のグラフの作業表を作成し、それらの作業表に対して自動的に生成された名前を表示します。

DECLARE
  wt_l varchar2(32);
  wt_r varchar2(32);
  wt_l1 varchar2(32);
  wt_r1 varchar2(32);
  wt_i varchar2(32);
  wt_ld varchar2(32);
  wt_rd varchar2(32);
BEGIN
  opg_apis.cf_prep('phonesge$',wt_l,wt_r,wt_l1,wt_r1,wt_i,wt_ld,wt_rd);
  dbms_output.put_line(' wt_l ' || wt_l);
  dbms_output.put_line(' wt_r ' || wt_r);
  dbms_output.put_line(' wt_l1 ' || wt_l1);
  dbms_output.put_line(' wt_r1 ' || wt_r1);
  dbms_output.put_line(' wt_i ' || wt_i);
  dbms_output.put_line(' wt_ld ' || wt_ld);
  dbms_output.put_line(' wt_rd ' || wt_rd);
END;
/