10.38 OPG_APIS.GET_LATLONG_FROM_V_COL

形式

OPG_APIS.GET_LATLONG_FROM_V_COL(
     v     IN NVARCHAR2,
     srid  IN NUMBER DEFAULT 8307
) RETURN SDO_GEOMETRY;

説明

空間データおよびオプションでSRID値を使用して構成されたSDO_GEOMETRYオブジェクトを戻します。

パラメータ

v

直列化された形式で空間データを含む文字列。

srid

結果のSDO_GEOMETRYオブジェクトで使用されるSRID (座標系識別子)。デフォルト値は8307で、WGS 84 経度/緯度座標系のOracle Spatial SRID値です。

使用上のノート

このファンクションでは、vパラメータのジオメトリの各頂点に対し、最初の数字が緯度の値で2番目の数字が経度の値であるとみなします(これは経度が最初で緯度が2番目である、SDO_GEOMETRYオブジェクトの定義での順番とは逆です)。

誤った構文や解析エラーがある場合、このファンクションは例外を生成するのではなくNULLを戻します。

次の例では、点SDO_GEOMETRYオブジェクトを戻します。入力点の座標の値は、戻されたSDO_GEOMETRYオブジェクトでは“スワップ”されていることに注意してください。

SQL> select opg_apis.get_latlong_from_v_col('5.1 10.0', 8307) from dual;

OPG_APIS.GET_LATLONG_FROM_V_COL('5.110.0',8307)(SDO_GTYPE, SDO_SRID, SDO_POINT(X
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_GEOMETRY(2001, 8307, SDO_POINT_TYPE(10, 5.1, NULL), NULL, NULL)