6 プロパティ・グラフ問合せ言語(PGQL)
PGQLは、頂点からなり、エッジにより別の頂点に接続され、それぞれが関連付けられたキー値ペア(プロパティ)を持つことができる、プロパティ・グラフ・データ構造のためのSQLライクな問合せ言語です。
この言語はグラフ・パターン一致の概念に基づき、データ・グラフの頂点およびエッジに対し一致するパターンを指定することができます。
プロパティ・グラフ・サポートでは、Java APIを介してプロパティ・グラフ問合せ言語(PGQL)の問合せを実行するための2つの方法が提供されています。
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インメモリー・グラフ・サーバー(PGX)の使用で説明されているように、
oracle.pgx.api
Javaパッケージを使用して、インメモリー・アナリスト(PGX)にロードされているグラフのインメモリー・スナップショットを問い合せます。 -
Oracle Databaseに対して直接PGQL問合せを実行で説明されているように、
oracle.pg.rdbms.pgql
Javaパッケージを使用して、Oracle Databaseに格納されているグラフ・データを直接問い合せます。
PGQLの詳細は、https://pgql-lang.orgを参照してください。
- PGQLを使用したプロパティ・グラフの作成
- PGQLを使用したプロパティ・グラフ・ビューの作成
- PGQLによるパターン一致
- エッジ・パターンはPGQLによって方向を持つ
- PGQLによる頂点およびエッジ・ラベル
- PGQLによる可変長のパス
- PGQLによる集計およびソート
- インメモリー・グラフ・サーバー(PGX)に対するPGQL問合せの実行
このセクションでは、インメモリー・グラフ・サーバー(PGX)でPGQL問合せを実行するために使用されるJava APIについて説明します。 - Oracle Databaseに対して直接PGQL問合せを実行
このトピックでは、(インメモリーと対照的に)Oracle Database内のグラフに対して直接PGQL問合せを実行する方法について説明します。
親トピック: Oracleプロパティ・グラフ・スタート・ガイド