「シノニムのプロパティ」ダイアログ

「シノニムのプロパティ」ダイアログは、シノニムを作成するときに表示します。

選択したスキーマのシノニムを作成するには、次の2つの方法があります。

  • 「SQL」の「ナビゲータ」タブで、シノニムを作成するオブジェクトを右クリックし、「シノニムの追加」を選択します。この場合、「プロパティ」ペインで編集できるフィールドは、「パブリック」と「シノニム名」のみです。残りのフィールドの値は、選択したオブジェクトによって事前に決定されます。

  • 「SQL」の「ナビゲータ」タブで、ドロップダウン・リストからオブジェクト・タイプに「シノニム」または「パブリック・シノニム」を選択します。オブジェクト・サブメニューオブジェクト・サブメニューをクリックし、「オブジェクトの作成」を選択します。「プロパティ」ダイアログのすべてのフィールドは編集可能です。

ダイアログ内の各ペインについては、次の各項で説明します。

「プロパティ」ペイン

  • パブリック: このオプションを選択すると、すべてのユーザーがシノニムを使用できます。ただし、シノニムを使用するには、基礎となるオブジェクトに対する適切な権限が必要です。このオプションを選択しない場合、シノニムはプライベート・シノニムになり、そのスキーマ内でのみ使用できます。

  • シノニム・スキーマ: シノニムを作成するデータベース・スキーマ。

  • シノニム名: シノニムの名前。プライベート・シノニムはそのスキーマ内で一意である必要があります。パブリック・シノニムは、データベース内で一意である必要があります。

  • オブジェクト型: このシノニムで参照するオブジェクトのタイプを指定します。

  • オブジェクト・スキーマ: このシノニムで参照するオブジェクトまたは名前が含まれているスキーマ。

  • DBフィルタ: 「オブジェクト型」およびオブジェクト・スキーマの選択後、選択したタイプのオブジェクトのリストが非常に長いことがあります。オブジェクト名をフィルタするには、検索エントリを入力して「リフレッシュ」リフレッシュをクリックします。「オブジェクト名」フィールドには、ドロップダウン・リストの適切なオブジェクト名が自動入力されます。

  • オブジェクト名: このシノニムで参照するオブジェクトの名前を選択します。

  • データベース・リンク: データベース・リンクを完全に入力するか、データベース・リンクの一部を入力すると、スキーマ・オブジェクトが格納されているリモート・データベース上のオブジェクトのシノニムを作成できます。「データベース・リンク」を指定してスキーマを省略すると、シノニムはデータベース・リンクで指定されたスキーマのオブジェクトを参照します。リモート・データベースのオブジェクトが含まれているスキーマを指定することをお薦めします。「データベース・リンク」を省略した場合、オブジェクトがローカル・データベース上にあるものとみなされます。

「DDL」ペイン

指定した入力に基づいて、DDL文が生成されます。SQL文を確認して保存できます。変更が必要な場合は該当するペインに戻って変更します。

  • 新しいビューの場合、「CREATE」をクリックして生成されたDDL文を表示します。

  • ビューを編集する場合、「UPDATE」をクリックして、生成されたALTER文を表示します。新しいビューの場合、「UPDATE」タブは使用できません。

終了したら、「適用」をクリックします。

「出力」ペイン

DDLコマンドの結果を表示します。エラーがある場合は、それぞれのペインに移動してエラーを修正し、コマンドを再度実行してください。テキスト・ファイルに保存したり、出力をクリアできます。