MongoDB形式のJSONファイルからOracle NoSQL Database Cloud Serviceへの移行
この例では、Oracle NoSQL Database Migratorを使用してMongo-DB形式のデータをOracle NoSQL Database (NDCS)にコピーする方法を示します。
ユースケース
複数のオプションを評価した後、組織はOracle NoSQL DatabaseをNoSQL Databaseプラットフォームとして最終決定します。NoSQLの表およびデータはMongoDBにあるため、これらの表およびデータをOracle NDCSに移行する方法を探しています。
例
デモでは、MongoDB形式のJSONファイルをNDCSに移行する方法について説明します。この例では、手動で作成した構成JSONファイルを使用します。前提条件
- 移行するソースとシンクを指定します。
- ソース: MongoDB形式のJSONファイル
- シンク: Oracle NoSQL Database
- mongoexportユーティリティを使用してMongo DBからデータを抽出します。詳細は、mongoexportを参照してください。
- Mongo-DB形式のJSONファイルのデータと一致する表スキーマを使用して、シンクにNoSQL表を作成します。かわりに、
defaultSchema
属性をtrueに設定することで、デフォルトのスキーマ構造で表を作成するようにNoSQL Database Migratorに指示することもできます。ノート:
MongoDB形式のJSONソースの場合、表のデフォルト・スキーマは次のようになります。CREATE TABLE IF NOT EXISTS <tablename>(ID STRING, DOCUMENT JSON,PRIMARY KEY(SHARD(ID));
説明:tablename
= 表構成の値。ID
= mongoDBでエクスポートされたJSONソース・ファイルからの_id
値。DOCUMENT
= mongoDBでエクスポートされたJSONソース・ファイルの内容全体が、_id
フィールドを除くDOCUMENT
列に集計されます。
- OCIクラウド資格証明を指定し、OCI構成ファイルで取得します。構成ファイルを
/home/.oci/config
に保存します。Oracle NoSQL Database Cloud Serviceの使用の資格証明の取得を参照してください。[DEFAULT] tenancy=ocid1.tenancy.oc1.... user=ocid1.user.oc1.... fingerprint= 43:d1:.... key_file=</fully/qualified/path/to/the/private/key/> pass_phrase=<passphrase>
- Oracle NoSQL Databaseのリージョン・エンドポイントおよびコンパートメント名を指定します。
- endpoint:
us-phoenix-1
- compartment:
developers
- endpoint:
手順
MongoDB形式のJSONデータをOracle NoSQL Databaseに移行するには:
検証
移行を検証するには、NDCSコンソールにログインし、ソース・データを使用してmyTable
が作成されていることを確認します。